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2009/07/13(月)
「任天堂ハードのスパロボは実験作」、そんな事を言われます。
実際スパロボ64とスパロボGCは実験的な部分が多いです。
スパロボNEOもマップシステムが従来と違う事が判明しているので実験作っぽいです。

ただ64とGCはあまり売れなかったので未プレイの人が多く、NEOと比較する事も難しいと思います。


64とGCがどんな感じだったか思い出しながら書いてみました。
記憶を頼りに書いてあるので偏ってます。
内容は参戦作品、システム、シナリオ、オリジナルキャラの4つに絞ってあります。




■スーパーロボット大戦64

▼概要
発売ハード ニンテンドウ64
発売日 1999年10月29日
PS持ってなくて64持ちだった管理人をスパロボにハメてしまった原因。
これが無かったらスパロボやってなかったかもしれない。
実は公式サイトが今でも残っている。



▼参戦作品
は新規参戦

機動戦士ガンダム
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
機動武闘伝Gガンダム
新機動戦記ガンダムW
聖戦士ダンバイン
蒼き流星SPTレイズナー
マジンガーZ
グレートマジンガー
UFOロボ グレンダイザー
ゲッターロボ
ゲッターロボG
真ゲッターロボ(原作漫画版)
超電磁ロボ コン・バトラーV
無敵鋼人ダイターン3
超獣機神ダンクーガ
六神合体ゴッドマーズ
ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日
戦国魔神ゴーショーグン
機動戦士ガンダムF91
無敵超人ザンボット3


参戦作品はかなり普通。
当時はGガンダムとガンダムWが新しい作品で、2作品間のクロスオーバーも多い。
08小隊はシローとアイナ、Ez8とアプサラスのみの参戦。
ジャイアントロボは未決終了、ゴッドマーズは後半の主力で話の中心になる。







▼新システム

・特殊な戦闘画面
戦闘の背景が3D、ロボットと武器は2D。

・合体攻撃が初登場
SSやPSではCDの読み込み時間の問題で採用されなかった。
マジンガーZ&ゲッター1の「ツインビーム」
ガ・ゾウム ガザの嵐隊の「ガザストリームフォーメーション」
ジャムルフィン 3D隊の「3D立体映像」などレアな合体攻撃もある。

・選択制主人公
4人の主人公を選択、それぞれ個別の機体とストーリーがある。

・撃墜数ボーナス
20機撃墜するごとに獲得資金が10%上昇する。
40機撃墜で20%、60機撃墜で30%、200機以上撃墜で最高2倍になる。
気力ボーナスは入らない。

・パートナー修正
恋愛感情を抱いているパイロットが二マス以内にいる場合、攻撃力と防御力が+30%される。
Fから実装されていたが発表されてなかったらしい。
普通のカップルや甲児の三角関係だけでなく、エマリー→ブライトというアウトな関係まで収録。
信頼補正の原型。

・部隊名を決められる
64ではアムロ発案の「マーチウインド」がデフォルトの部隊名。
甲児が部隊名話し合いイベントで「兜甲児と愉快な仲間達」を発案するのはこの頃からのお約束。

・リンクシステム
64GBパックを使って「スーパーロボット大戦リンクバトラー」とデータのやりとりができる。
アムロが64でレベル10、リンバトでレベル30の場合でリンクすれば両方のアムロのレベルが30になる。
これを利用すればいきなりレベル99にすることが可能。
また、リンクしないとF91、ゴーショーグン、ザンボット3は参戦しない。
「64GBパックって何?」なヤングメンはググってください。

・ダミーシステム
リアル系の敵ボスが持つダミーバルーンを使った防御能力。
攻撃はその敵が持つダミーにあたり、ダミーが切れないと本体にダメ-ジを与えられない。
後のスパロボには全く採用されていないが、精神コマンドの「不屈」に似ている。


ハードの都合で図鑑と声が無いがカラオケはある。
援護はまだ据え置きには無い。






▼シナリオ
連邦とジオンの間で戦争があり、連邦が勝利するも人類の半数が死亡。
戦争終了から一ヶ月後、ムゲ・ゾルバトス帝国が襲来。
戦後の混乱と軍の疲弊でまともに反撃できず、衛星軌道上からの攻撃で地球の主要都市の大半が壊滅。
連邦は降伏し、地球はムゲ帝国に占領される。
その後は帝国のゲリラ狩りに民間人への弾圧、さらにミケーネや百鬼帝国も現れ地球は最悪の状況になる。
帝国占領の約3年後から物語が始まる。


スパロボでは
「宇宙人が攻めてきているのに、地球人同士で戦うなんてどうかしている」
「このままでは地球が宇宙人に占領されてしまう」
という会話がよく出てくるが、それが現実になっている。
地球を「守る」ではなく「取り戻す」ために戦うのが特徴。

戦場になる市街地は廃墟ばかり、宇宙はコロニー(廃墟)という地形がゴロゴロしている。
日本の研究所や基地が存在しないので日本に来る事がほとんど無い。
序盤は拠点と呼べるものが無く、レジスタンスとして各地を巡りながら戦う。

選択によって物語が大きく変わる。
中盤で独立軍ルート、完全平和ルート、OZルートの3つに分岐、後半は2つのルートに分岐する。
所属する組織が変わるので仲間や敵にも違いがある。






▼オリジナルキャラクター
主人公達の年齢はかなり若い。
64のユーザー層を意識した結果かもしれない。


・スーパー系男 ブラッド・スカイウィンド
3年前の戦争以前からの孤児で16歳。
幼少期から武機覇拳というロボット格闘技を師匠に教え込まれた。
師匠の死、目の前で帝国が街を襲った事をきっかけに戦い始める。

搭乗機体はアースゲインとスーパーアースゲインでソウルゲイン、ツヴァイザーゲインの元ネタ。
前期機体のアースゲインは武器の大半が射程1、間接武器1つ、マップ兵器1つという高火力の格闘型。
ブラッドのレベルが上昇すると武器が順番に解禁されるようになっており、全て解禁されれば攻撃力はトップクラス。
ライバル機のヴァイローズが仲間にいれば合体攻撃が使え、選択によってはアースゲインのまま最後まで戦える。
後継機のスーパーアースゲインでは能力が底上げされているが、合体攻撃は使えなくなる。

 
・スーパー系女 マナミ・ハミル
3年前に両親死亡。侯爵家の当主で16歳。
帝国管理下のロームフェラ財団の構成員の一人だが、レジスタンスに情報を流していた。
死んだ祖父が遺したスーパーロボットを万丈に完成させてもらい、戦い始める。
貴族だが世間知らずではなく、16歳とは思えないほど人間が出来ている。

搭乗機体はスィームルグとスィームルグSでアンジュルグの元ネタ。
前期機体のスィームルグは空が飛べず、羽無しマジンガーZと同程度の性能。
後継機のスィームルグSは射程も攻撃力も性能も大きく上昇し、空も飛べ分身も出来る。
運動性以外は何を取っても最強レベルの万能機体になる。
サブパイロットと努力幸運持ちでマップ兵器も強いので資金稼ぎにも向いている。
最強武器ブラッディハウリングのとどめ演出を見る時は覚悟が必要。


・リアル系男 アークライト・ブルー
3年前の戦争で家族が死亡。戦後は叔父の元に引き取られていた。17歳。
街が帝国のゲリラ狩りに襲われ、虐殺同然に叔父叔母と好きだった幼馴染みが目の前で殺される。
無人機に襲われ逃げている最中に帝国試作機を見つけ乗り込む。
一般人だがニュータイプでアムロやクワトロとの会話が多く、特にクワトロとの関係が彼の成長に大きく関わる。

搭乗機体はアサルトドラグーンのソルデファー、アシュクリーフでアシュセイバーの元ネタ。
前期機体のソルデファーは普通のリアル系ロボットで射程が長い武器が揃っている。
後継機のアシュクリーフは飛行形態に変形可能、気力制限無し敵味方識別マップ兵器で大暴れする。
このマップ兵器は広範囲で使い勝手が良い上にアークが努力持ちなので後半はレベルがガンガン上がる。
主要武器がEN消費なので燃費が悪く、P武器が射程1ビーム剣のみで空に届かないなど弱点もある。


・リアル系女 セレイン・メネス
母は小さい頃に死亡。3年前に軍人である父が死亡し、レジスタンスに身を投じていた。17歳。
帝国の試作機奪取に成功するが、それを回収する帝国部隊に襲撃されてレジスタンスは壊滅。
搭乗機のザクIIを撃墜されるが脱出、奪取した試作機に乗り込んで戦う。
彼女もニュータイプ能力を持ち周囲のレジスタンス組織に名が知れ渡っており、ある場面以外では常にクール。

搭乗機体はヴァルキュリアのスヴァンヒルド、ラーズグリーズでラーズアングリフなどの元ネタ。
前半機体のスヴァンヒルドは使い勝手の良いP武器と威力の高い射撃武器を持つ。
後継機のラーズグリーズは武器のバランスの良さに磨きがかかって空も飛べる。
マップ兵器はあまり強くないが、格闘武器以外は弾数性でENを消費しないので燃費が良い。
見た目は太陽の牙でイロモノっぽいが、リアル系お得意の反撃無双はアシュクリーフより上。


・レラ
リアル系のみに登場する少女。
パイロットではなく会話のみに登場し、アークとセレインの精神的成長に大きく関わる。
多くのスパロボ64ユーザーにトラウマを植え付けた。







■スーパーロボット大戦GC

▼概要
発売ハード ニンテンドーゲームキューブ
発売日 2004年12月16日
αforDC以来となる3Dスパロボ。

管理人が途中放棄したスパロボ。
操作性の悪さとバグによるダメージシステム崩壊でやる気がなくなってしまった。




▼参戦作品
は新規参戦

機動戦士ガンダム
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
蒼き流星SPTレイズナー
重戦機エルガイム
機甲戦記ドラグナー
マジンカイザー
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
超獣機神ダンクーガ
銀河旋風ブライガー
銀河烈風バクシンガー
銀河疾風サスライガー
絶対無敵ライジンオー
無敵ロボ トライダーG7
最強ロボ ダイオージャ
未来ロボ ダルタニアス


J9など参戦作品は80年代中心。
21世紀に発売したスパロボの中で唯一のアナザーガンダム無し。
TV放送した参戦作品で最新なのはライジンオーだが、放送されたのはGC発売の約13年前。
GCの中心だった低年齢層を完全に無視していた。






▼シナリオ
数年前に火星基地が壊滅。
機械獣軍団、恐竜帝国、ジャーク帝国、ロボット帝国が同時に現れる。
光子力研究所、早乙女研究所、地球防衛組、竹尾ゼネラルカンパニーが対抗する。
さらにジオンとギガノスが同時に地球連邦に戦線布告。
日本をロボット帝国が攻撃している所から話は始まる。

ガンダムは一年戦争中心で、ホワイトベースにリュウ、カイ、ハヤト、セイラ、スレッガーもいる。
アレックスやEz8が主力として使え、08小隊は5人全員参戦。
J9、ダイオージャ、エルガイムのシナリオ関係で中盤は外宇宙に遠征する。






▼新システムなど

・部位攻撃
頭、体、腕、脚にそれぞれHPがあり、破壊出来るシステム。
体のHPがゼロのなれば撃墜できる。
頭を破壊すれば命中率がダウン、頭にある武器(バルカンなど)が使えなくなって弱体化する。

・ユニットのサイズ差による攻撃の違い
サイズに2段階以上差がある場合(SとL MとLLなど)、大きいユニットは小さいユニットの体しか狙えない。
逆に小さいユニットは大きいユニットの頭腕脚から破壊しないと体を攻撃できない。
狙い撃ちのスキルを持つパイロットなら部位を自由に狙える。
このシステムでは合体ロボの分離が重要になり、ガンダムのボール(サイズS)に出番がある。

・捕獲システム
頭、腕、脚のHPをゼロにして戦艦で隣接すると捕獲できる。
捕獲した機体はそのまま使ったり、資金や強化パーツに還元できる。

・サブシナリオ
何度でも攻略できるサブシナリオのマップがたまに出現する。
全滅プレイの必要が無くなり、資金稼ぎがパイロットレベル上げが楽になった。
サブシナリオでしか手に入らない隠し機体もある。

・スキルエース
格闘、射撃、命中、回避、防御、技量、精神にボーナスが入る。
格闘攻撃を多く使えば格闘値と移動力がアップ、精神コマンドを多く使えばSP消費量が減少する。
とにかく戦わせれば自然と入手できるボーナス。


実は切り払いが無い、シールド防御はあるけど。






▼オリジナルキャラクター
二人の主人公は同一人物で、Rのラウルとフィオナの関係に近い。
主人公機は男女関係なく選べる。


・男主人公 赤月秋水(あかつきあきみ)
高校1年、最上重工の社長の息子で家は会社の中にある。
第1話の時点で何度か異星人と戦っており、ワッ太や地球防衛組とは顔見知り。
父の赤月瑞雲に熱い心やロボット操縦方法などを叩き込まれているが反発している。
話が進むと地球と宇宙で多くの物を見て成長、父の考えも理解するようになる。
スパロボで大切な「叫び声」がイマイチという致命的弱点がある。


・女主人公 赤月秋水(あかつきあきみ)
XOでは「赤月光珠(あきみ)」に変更された。
境遇は男と同じだが、プレイしてないのでどんな人なのかよく知らない。
叫びに関しては問題なし。


・フェアリ・ファイアフライ
主人公の父の秘書でサブパイロット、さらに姉同然の人。
声がゼオラの人で叫びは主人公達より上だったりするから困る。
オリジナルの敵組織とは深いつながりがある。


・スーパー系主人公機 ソウルセイバー
最上重工製のスーパーロボットで戦闘機の顔パーツ、上半身パーツ、下半身パーツで構成される。
上半身と下半身のパーツ換装で4形態に変わり、それぞれ全く違う特徴があるので好みで戦い方が選べる。
後継機のスーパーソウルセイバーは能力が底上げされ、同じく4形態に換装できる。


・リアル系主人公機 ソウルガンナー
全く使った事がないのでノーコメント。
後継機はソウルランサー。








■スーパーロボット大戦NEO

▼概要
発売ハード Wii
発売日 2009年内発売予定
2ヶ月前なら「ねーよ」の一言で片づけられていた新規参戦作品のスパロボ。
管理人はファミ通を買って確認するまで半信半疑だった。




▼参戦作品
マジンガーZ
グレートマジンガー
獣神ライガー
新ゲッターロボ
戦国魔神ゴーショーグン
NG騎士ラムネ&40
銀河烈風ブライガー
絶対無敵ライジンオー
元気爆発ガンバルガー
熱血最強ゴウザウラー
完全勝利ダイテイオー
疾風! アイアンリーガー
機動武闘伝Gガンダム
覇王大系リューナイト




▼シナリオ
Gガンダム、マジンガーZ、グレートマジンガー、ゴーショーグン、ブライガーは原作終了後。


▼システム
・マップ上で戦う。
・マップにマス目は無い。
・ユニットの大きさが移動に関係する。
・ユニットの大きさが射程にも影響する。
・武器によって軌道があり、障害物が戦闘に影響する。


▼オリジナル主人公
一切不明。

公式サイトに「CHARACTER」の項目があるので、オリジナルがいる事はほぼ確定している。







■表にしてみた
他ハードのスパロボ(主にPS系)と比べ、どのくらいぶっ飛んでいたのか表にしてみた。
あくまで管理人の感覚なので注意。


▼64のぶっ飛び度
参戦作品:
システム:★★★
シナリオ:★★★★★
オリジナル:★★★★★


▼GCのぶっ飛び度
参戦作品:★★★★★
システム:★★★★
シナリオ:★★★
オリジナル:★★


▼NEOのぶっとび度
参戦作品:★★★★★★★★★★★★★★★
システム:★★★★★
シナリオ:不明
オリジナル:不明






NEOのシナリオとオリジナルがどうなるかは分かりませんが、普通のスパロボとは違った物になる可能性は高そうです。
NEOの第三報には期待しています。


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■コメント
この記事へのコメント
392 | 名無しさん | 2009/07/13(月) 22:01 |
マジンガーZ&ゲッター1のツインビームはDC版αにもあります。(序盤の切り札w)
DC版αは読み込み長めですが合体攻撃豊富。
超電磁スピンVの字斬り・EVAユニゾン攻撃・νガン&サザビーでツインファンネル等・・・・・
そして極めつけがアカシックブレイカーw(R-1&サイバスター)

・・・OGシリーズで使えると思ったんだけどなぁ・・

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