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2009/06/28(日)
▼この記事について
スーパーロボット大戦K主人公ミスト・レックスがどんなクズなのか?
それを分かり易く解説した記事です。

▼なんでミストをさん付けなのか?
さん付けだったり、あだ名で呼ばれたりするのははネタキャラの証なんです。
プロさん、ごひさん、ワカメさん、ヒョーゴさんとおんなじノリです。
彼らとの決定的な違いは「ネタキャラ=愛されている」ではない事です。

▼褒めるとか悪口とか、もうどうでもいいです
好き勝手に書かせてもらいます。

▼タイトルの「ミストさん4」って何?
初見の方は「ミストさん 惑星アトリーム防衛隊&ベザード自警団編」から順番に見て下さい。
K本編のネタバレがあるので注意して下さい。



■今回の話の流れ


連合とザフトの戦争が終わり、種死のシナリオが終了。
詳しくは前回の記事「ミストさん3 俺、『夜霧のミスト』って呼ばれる夢を見たんだぜ編」参照。
 ↓
(20話)
時空間ゲートを使う手掛かりを得るために月へ。
月面でイディクスとシャドウとの戦闘になる。
バーチャロン組が加入。
 ↓
(21話前半)
イディクスの基地に突入。
大量のシャドウとの戦闘に。
 ↓
(21話後半)
イディクス基地内の巨大格納庫にて戦闘。
イディクスの幹部イスペイルとの決戦。
 ↓
次回「ミストさん5 祭りだワッショイ編」に続く。
私の忍耐力が続くかどうかは不明。








■ミストさん最大の山場

非常に長いシーンですが、ある意味最大の見せ場なので完全ノーカットでお送りします。
ちなみに場所はアークエンジェル廊下。



▼例のシーン
作戦会議をサボッたミストさん。
心配したアンジェリカとシェルディアはミストさんを探しに行き、廊下で発見。
ミストさんは地球に対する不満を爆発させる。

シェルディア「あ、こんな所にいた!ミスト」
アンジェリカ「作戦会議をサボるなんて、防衛隊員として失格よ!」
ミスト「…………」
アンジェリカ「…どうしたの、ぼんやりしちゃって…?」
シェルディア「悩みがあるなら相談に乗るからさ! 何でもボクに話してよ!」
ミスト「…………」
アンジェリカ「ちょっと! どうして黙ってるの?」
シェルディア「そんな暗い顔、ミストには似合わないよ! ほら、笑って!」
ミスト「…なあ、ふたりとも…」
アンジェリカ「えっ?」
シェルディア「なになに?」
ミスト「俺はさ…地球で暮らし始めてまだ2ヶ月だけど…ダンナーベースのみんなに出会って…
楽しい毎日を送って…地球っていい星だなって思ってたんだ…
アンジェリカ「私もそうよ。 1年間、ビルドベースで仕事をして、みんな家族みたいに接してくれて…」
「アトリームから飛ばされた不安や悲しみがだんだん薄れてきてたもの」
シェルディア「ボクだって、みんなに出会ってほんの少ししか経ってないけど、いい人ばっかりで、すっごく楽しいよ!」
ミスト「俺、早とちりして地球人に失望しかけてから、地球人の色んな面をしっかりと見てきたつもりだ」
「でも、ジェネシスやレクイエムを見てもう一回考えたんだ」
やっぱり地球人って俺達とは違うのかなって…
アンジェリカ「ミスト…」

ミスト「アトリームだったら絶対にあんな事はなかった。 
 みんな理解しあえたんだ

「それは歴史を見ても明らかだろ?
 2000年前の移民時から大きな争いなんてなかったぞ
アンジェリカ「ええ、そうね…」
シェルディア「ベザードだって、そうだよ。 戦争なんて、とっくの昔になくなって…」
「世界中が一つの国として、みんな平和に暮らしてたもん!」
ミスト「ああ、ベザードもそうだった…。 あの星の人達も心から平和を愛していた……
それなのに地球人と来たら…!
アンジェリカ「冷静になりなさい、ミスト」
「殺し合いを…戦争を扇動していたのはごく一部の地球人だけよ。
 ロゴスとか、デュランダル議長とか…」
シェルディア「そうだよ。地球人全員が戦争を望んでいるわけじゃないでしょ?」
「それは、大空魔竜やアークエンジェルのみんなを見ればわかるじゃないか!」

ミスト「そんなのは耳にタコができるほど聞いたよ」
「この艦の仲間達が地球の平和を望んでいるのは俺だってよく知ってる」
「デュランダル議長だって、実際会ってみて、地球の未来を本気を考えてたってわかったよ」
「そのやり方を許す事はできないけどね…」
アンジェリカ「それじゃあ、どうして…?」
ミスト「俺が嫌なのは、そんな人がトップになった後、暴走を許してしまえる環境にあったって事なんだ!」
「ふたり…いや、ひとりでも居れば違ったのかもしれないんだ…」
「まともな人が身近にいれば、ロゴスや議長の暴走を止められたかもしれないじゃないか」
まともな人なんて地球人には数えるほどしかいないんだよ…。 この部隊が特別なだけなんだ… 」
アンジェリカ「そ、それは…」
シェルディア「ミスト…」

ミスト「こんな星、守る価値なんかない!

 俺はもう地球人のために戦いたくない!」

「戦うなら勝手にやってくれ!

 俺は艦を降りる!」



悩むのはいい、地球人にもおかしい連中が居たのは確かだから。

でも、これから戦う敵の中にはアトリームとベザードを滅ぼしたイディクスがいる。
話し合いでどうにかなる相手じゃない。
イディクスに負ければ地球がどうなるのか、それはミストさんが誰よりも知っている。

ミストさんがイディクスと戦わなければ地球が滅ぶ確率が上がるだけ。
滅べばミストさんの住む場所も無くなる。
アトリームの仇だとか地球人のためとかそういう理屈の前に、自分が生きるためにはイディクスとは戦わなければならない。


▽いったいコイツは何を考えているんだ? ちょっと考えてみよう

1:そもそも地球が滅ぶという可能性に気付いていないお馬鹿さん。

2:滅んで死ぬのも悪くないと思っている自殺志願者。

3:「大空魔竜とアークエンジェルが戦うから大丈夫さ」という無責任他人任せな薄情者。

4:「どうせ他の惑星に流れ着くから地球が滅んでも平気さ、そもそもこんな星に守る価値ないからね」と考える最低の屑。

 

1は多分無い。
ミストさんはヘマが多く、思慮に欠け、思いこみが激しく、KYで、陰口が多い。
"ストレス"はミストレックスの略が由来だ、という説があるのも有名だ。
でも頭は悪く無い、ちゃんとした組織で教育を受けた正規のパイロット。
自分のいた星が二度滅ぼされたのだから、この可能性は第一に考えているだろう。

2もありえない。
前回の記事ではデュランダル議長の最後を「無責任な自殺」などと批判していた。

3はありうる。
ミストさんが抜ければ大空魔竜のみんなはイディクスと戦う。
例え勝てないと分かっていても戦うだろう。
大空魔竜のみんながそういう人達だってことはミストさん自身認めているようだ。

4もありうる。
3の結果、地球が滅びたらミストさんはそうなる可能性が高い。
アトリームとベザードでもそんな感じで助かったんだから。







▼ヒロインがアンジェリカの場合
上の会話の続き。

アンジェリカ「いい加減にしなさい!」

アンジェリカがミストさんを「バチーン!」と平手打ち。

ミスト「いってえ! 何すんだよ!」
アンジェリカ「守る価値がない? ふざけないで!
 この世界に、守る価値のない命なんて一つもないわ!」
「命の大切さにアトリームの人も地球人も関係ない!」
「この星の全ての命と、その笑顔を 守るため、私達は全力を尽くします…」
「防衛隊に入隊する時に立てた誓いをあなたは忘れたの!?」
ミスト「わ、忘れてないさ。でも…」
アンジェリカ「確かに、今のまま殺し合いを続け、滅びの道を歩むようなら…」
私が仮に神様だとしたら、地球人を守る価値なんてないと判断するわ… 」 
「でも、ロゴスとデュランダル議長が倒れた今、地球は立ち直るチャンスなのよ!」
ミスト「チャンス…?」
アンジェリカ「あなたが言うまともな人は、きっとロゴスやデュランダル議長の粛清にあっていたんだと思うの…」
「ううん、卑怯な手を使われて 無理矢理協力させられてた人だっているかもしれないわ」
ミスト「暴走を止めようとしたけど、できなかったかもしれないって事か…?」
アンジェリカ「きっと、ね。
 さっきイザークさんが言っていたけど、プラントの中は情報規制が敷かれてて…」
「本当に一部の人以外は偏った情報しか得られていなかったそうよ」
ミスト「それじゃ、プラントの市民は本気で自分達が正しいと思ってたっていうのか?」
アンジェリカ「議長の手腕は恐るべきものだったわ。
 今、プラント市民は隠されていた事実に大混乱してる」
「評議会の人もそうよ。
 間違った情報で動いていた事にショックを受けてたわ」
「それでも『自分達が混乱していたら
 市民はもっと混乱する』って…」
「市民の混乱を抑えるために本来の職務をまっとうしようとしてる!」
ミスト「そ、そうなのか…。
 なら、プラントについては俺の誤解だったかもしれない…」
じゃあ、ロゴスはどうなんだ?
 プラントだけじゃなく、ロゴスも情報規制がかかってたのか?」
アンジェリカ「それは知らないけど…。
 でも、今回の戦争も、2年前にあったっていう戦争も…」
「ブルーコスモスっていう思想の下に教育されてしまえば仕方がない事だと思うわ…」
ミスト「じゃあ、やっぱり地球はダメじゃないか…!」
「教育機関が腐ってるんじゃ同じ事の繰り返しになるだけだ!」
アンジェリカ「だからって諦める気?」
ミスト「何がだよ…」
アンジェリカ「あなたが今やろうとしている事は
 その腐った部分をそのまま放置するに
 等しい行為なのよ」
…結局、あなたも暴走を止められる立場なのに傍観するって事じゃない…
あなたがさっき一番嫌がってた地球人と同じじゃない…!
ミスト「………」
アンジェリカ「そんなの…私の好きなミストじゃない!!」
ミスト「…だって俺は…地球人じゃない…。
 地球を変えていくだなんて…

アンジェリカ「ここまで地球のために戦うとか言っておきながら、今さら異星人だからって逃げる気!? 」
自分の立場を都合に合わせて使い分けないで!! 」
ミスト「大体、俺ひとりが頑張ったって変わるわけないじゃないか…!」
アンジェリカ「さすがに、ひとりじゃ無理よ。
 でも、頑張るのは無駄な事じゃない…」
自分で言ったわよね?
 まともな人がひとりでも居れば違ったかもしれない、って

「地球は、アスハ代表やラクスさんの呼びかけできっと生まれ変われるわ…」
あなたはそのお手伝いすらできないような甲斐性無しなの?」
ミスト「………」
アンジェリカ「…あなたの仕事は何?」
ミスト「…元アトリーム防衛隊所属、今はダンナーベース見習い雑用兼パイロットだよ」
アンジェリカ「私はそのパートナーよ。
 パートナーとして、勝手な職務放棄は見逃せないわ」
「…なんて、理屈をこねてもしょうがないわね」
「あなたが少しでもカッコよくあって欲しいだなんてのは私個人のわがままなんだから…」
ミスト「…わかったよ。
 俺はとんでもない間違いをするところだった」
「自分で言った事すら忘れて使命から逃げ出そうとするなんて…」
「そんなんじゃ、どんな結果になっても文句は言えないよな」
アンジェリカ「…ミスト…それじゃあ…」
ミスト「…俺、たくさんの人の死を目の当たりにして、ナーバスになってたみたいだ…」
アンジェリカ「仕方ないわよ。 私だって、かなりショックだったもの…」
「でもよかった。立ち直ってくれて…」
ミスト「ありがとう、アンジェリカ。
 おかげで目が覚めたよ」

シェルディア「…何だろ…ボクの出る幕がないや…」
ミスト「えっ? 何か言った?」
シェルディア「ううん。何でもない!」
(ミストとアンジェリカは、子供の頃から一緒にいて…)
(防衛隊でもパートナーを組んでて…強い絆…信頼関係で結ばれてるんだ…)
(悔しいけど、ミストの心は、ガッチリ握られてる…)
(このふたりの間にボクの入り込むスキマはないや…)
ミスト「どうした、シェルディア。 目が赤いぞ?」
シェルディア「えっ、ホント? 目にゴミでも入ったかな…」   
「ちょっと、医務室で目薬さしてくる! じゃあね!」
アンジェリカ「…………」
ミスト「どうしたんだ、あいつ…」
アンジェリカ「…ねえ、ミスト。
 もしもまた、気の迷いが生じたら、今度こそ私に相談してね…?」
「またひっぱたいてあげるから…!」
ミスト「ああ、頼む。 でも、なるべく優しく叩いてくれよな」
アンジェリカ「それじゃ、目が覚めないでしょ?
 思いっきりひっぱたいてやるわ」
ミスト「おお、怖い。 もう迷わないようにしなきゃな…」
「これからも頼りにしてるぜアンジェリカ!」
アンジェリカ「うん! 改めて頼られてあげる!」
ミスト「警報だ!」
アンジェリカ「行きましょう、ミスト!」
ミスト「おう!」


アンジェリカに地球人を見下すような言葉があるのがちょっと気になるが、かなりズバッと言っている。
ミストさんの間違いを徹底的に指摘して正しい方向へ導こうとしている。

ミストさんの返事に反語が多い。
どうにかして地球人を「守る価値が無い人種」と思いたいようだ。







▼シェルディアがヒロインの場合
こちらはヒロインがシェルディアの場合の続き。

シェルディア「…それじゃあボクも降りる…」
ミスト「えっ?」
シェルディア「ボクはミストと一緒に居られればそれでいいんだよ!」
「ボクには帰る所が無いから地球やこの部隊を第2の故郷だと思って頑張ろうとしてたけど…」
ミストが居ないならこんな所に居ても意味がないもん!
ミスト「でも…お前まで付き合う必要は…」
シェルディア「ミストが、地球人を嫌いになるならボクも嫌いになれるように頑張る!
「アークエンジェルや大空魔竜のみんなだって、嫌いに…嫌いになれるように…」
ミスト「ちょっと待てよ…俺は別にこの部隊のみんなの事は嫌いじゃないぞ…」
シェルディア「だって、この部隊を…故郷を捨てなきゃミストと一緒に居られないんでしょ?」
「だったら嫌いになった方がいいよ…。 その方がつらくないもん…」
ミスト「お前…そこまで俺の事を頼りに…?」
シェルディア「だって、全てを失ったと思ってたらやっと取り戻した心の支えだもん…」
「このまま会えなくなる方が嫌だよ…」
ミスト「………」
シェルディア「でも、やっぱり寂しいのはごまかせないや…」
「ボク、アークエンジェルや大空魔竜のみんなが嫌いになれない…。
 地球人も嫌いになれないよ…」
「地球と別れるのも、ミストと別れるのもどっちも嫌…」
「ごめん、ミスト。ギューッてして…?」
ミスト「……ダメだ……」
シェルディア「……?」
ミスト「俺もだ…俺もお前と同じだよ…。
 地球と別れるなんて嫌だ…」
シェルディア「地球人も大好き…?」
ミスト「…でも、俺はやっぱり…」
シェルディア「大好きなのに、殺し合いを見て、裏切られた気がした…?
 だから、悲しかったの?」
ミスト「お、俺は…地球人が…醜い心を持ってるなんて…思いたく…う、ううっ…」
「どうしても…認めたくなくて…ううっ…」
シェルディア「いいんだよ、ミスト。
 悲しい時は泣いてもいいんだよ…」
ミスト「う、うっ…うああ…」
シェルディア「でもね、ミスト。認めなきゃ…」
地球人の心がどうだとかじゃなくて、今回の事が自分の身勝手だって事実をさ…
聞いたよ? 自分の理想を無理矢理押し付けるのは独善なんでしょ…? 」
ミスト「ああ…」
シェルディア「もし、未来でも地球人が今のまま戦争を続けてて、 もっともっとどうしようもなくなってたら…
きっと、この艦を降りた後のミストは地球人を滅ぼそうとか思っちゃうよ。 ボクにはわかる
ミスト「…そうかも…しれない…
シェルディア「それって、最近のミストが一番嫌いだった人と一緒なんだよ?
 わかってる?」
「それより、みんなで力を合わせて、地球を変えて行こうよ…」
「すぐには無理だってわかってても努力する事は無駄じゃないでしょ?
 可能性を信じるんでしょ?」
「地球をいい星にして、ボク達の新しい故郷だって…」
「死んじゃったみんなに胸を張って言えるようにしようよ!
 ねっ?」
ミスト「そうだな…!
 その方が隊長も喜ぶはずだ!」

アンジェリカ「…どうやら、私の出番はなさそうね…」
シェルディア「えっ?
 何か言った?」
アンジェリカ「いえ。何でもないわ…」
(わずか1年足らず、一緒に暮らしただけのはずなのに…)
(ミストったら、まるでお母さんに甘えてるみたい…)
(私なんて、ずいぶん長く一緒にいたのにミストのあんな甘えた顔、見た事ないし…)
(女として、ちょっと情けないわね…)
シェルディア「どうしたの、アンジェリカ。
 辛そうだよ…?」
アンジェリカ「え? ええ、最近ストレスで胃がね…。
 医務室に胃薬もらいに行かなくちゃ。 それじゃ!」
シェルディア「…………」
ミスト「どうしたんだろ、アンジェリカ…」
シェルディア「…ねえ、ミスト。
 いつでもボクが抱きしめてあげるから…」
「泣きたくなったら、今度はボクの胸に飛び込んできてね…」
ミスト「あ、いや…。 まあ…その…」
シェルディア「…ごめんね、スタイルが悪くてさ!
 色々不満があるんでしょ!」
ミスト「そ、そうじゃなくてさ。
 ほんと…ありがとう」
「俺、わかったよ。
 議長やロゴスの人は、パートナーに恵まれなかったんじゃなくて…」
「ほんの少しの間違いが後で大きくなっちゃっただけなんだろうなって」
「だからって今回の事を軽く考えるわけじゃないけど、
 俺も道を踏み外しそうだったわけだし…」
シェルディア「ミスト、その時は羽交い締めにしてでも食い止めてあげる」
 「ボクの両腕は、ミストを抱きしめるためにあるんだからさ!」
ミスト「シェルディア…」
シェルディア「大好きだよ! ミスト!」
ミスト「警報だ!」
シェルディア「これからも頑張ろうね! みんなで!」
ミスト「そうだな、地球のみんなで!」
シェルディア「うん!」


シェルディアもかなりすごい事を言っている。
怒るというより励ます言葉が多い。

ミストさんはかなりとんでもない事を言われているが、否定していない。
どうやらOGに参戦したらゾヴォーグかバルマー陣営に入るのは確定のようだ。








■月面基地 攻撃作戦

▼ミストさんは心を入れ替えたようです

・ミストさんが戦闘前に言うセリフ

ミスト「もう迷わない! どんな事があっても!」
「俺はこれからもずっと地球を守り続けるぞ!」




・イスペイル様登場

ミスト「ああっ!あいつは!」
シェルディア「ミスト! 落ち着いて! 平常心だよ、平常心! 」
ミスト「…わかってる! わかってるけど…!」
ゲイナー「手強そうなのが出てきましたね」
ムウ「ああ、いかにも親玉って感じだな…」
 
ミスト「いったいどれだけの世界の人間を苦しめれば気が済むんだ!
 俺はお前を許さない!」


ようやく反省したようですね。
ミストさんだってちゃんと反省して成長するんですよね。

ただ、最後の言葉に関してはむしろ私達が言いたい。







▼イスペイル撃破後

イスペイル「レヴリアスか!」
ミスト「今日こそ絶対に決着をつけてやる! 死んでいった仲間達のため…そして、隊長のために!」
「うおおおおおおっ…!」
甲児「見ろ! レヴリアスが…!?」
サコン「こ、これは…!」
フェイ「なんか、ビミョーにエモーショナル!」

イスペイルに新必殺技ブレイブ・クラッシュで攻撃

甲児「奴ら、逃げて行くぞ!」
剣児「急いで追いかけようぜ!」
シェルディア「待って! ミストの様子がおかしいよ!」
「ミスト、返事して、ミスト!」
ミスト「…う、ううう…。 体が…全身が焼けるように…熱い…!」
シェルディア「ミスト! 大丈夫なの!?」
ルル「シェルディアさん、レヴリアスを大空魔竜に収容して下さい!」
シェルディア「うんっ!」


そのままウェルダンになっちまえ、なんて思った人へ。
なんて非道い事を考えるんだ。
「一寸の虫にも五分の魂」という言葉があるんだから。







▼戦闘後 大空魔竜 医務室

ミストさんは倒れて医務室に運ばれました。
長文面倒な人は赤字だけ見てください。


ミスト「シェルディア…。 ここは…?」
シェルディア「大空魔竜の医務室だよ。
 ミストってば、突然、気を失っちゃうから心配したよ!」
ミスト「…そうだ。思い出した。俺はあいつを見た瞬間、頭がカーッと熱くなって…」
「ものすごいパワーが全身にみなぎって、あいつに向かって突進したんだ…」
シェルディア「ものすごい攻撃だったね。ビックリしちゃった。」
ミスト「でもその後、全身を引きちぎられるような激痛が走って…」
シェルディア「それで気を失ったの?」
ミスト「うん…」

ミスト「あいつだけは…俺の故郷を滅ぼしたあいつだけは、俺の手で倒したいんだ!」
「あいつを倒せるなら、俺は死んだっていい!」
シェルディア「バカ! 死んだっていいなんて言うな!」
「ミストが死んだら、ボクも死ぬからね!」
ミスト「あ、いや、それは…意気込みを語っただけで……ごめん!」
シェルディア「…ううん、いいよ」
 「ミストは、それくらいあいつの事が許せないって事だもんね…」
ミスト「シェルディア…」
シェルディア「ミストが出撃するなら、ボクも一緒に行くよ!」
「ミストがやられそうになったら、ボクが守るからさ!」

ミスト「ありがとう…!」
シェルディア「とにかく今は、寝てなきゃダメだよ。
 ボロボロ状態なんだからさ」
ミスト「ああ…。 ほんと言うと、まだ体のあっちこっちが痛いんだ…。
 あいたたた…」
シェルディア「もう! 無理ばっかりして…!」
「ミストって、ボクが目を離したら、ほんとに死んじゃいそうだよね」
ミスト「だったら、目を離さないでいてくれよ…な?」
シェルディア「わかってる。ボクはずーっと、ミストのそばにいるよ!」
ミスト「ありがとう、シェルディア…」


赤字のセリフをよーく覚えておいてください。








■イディクスの月面基地に突入しました

▼戦闘前 アークエンジェル ブリッジ
敵の組織についてみんなで話し合う。

・基地は小さな都市と言える位の規模
・ベザード襲撃後から月面に基地を建造したとしたら、とんでもない技術力
・アトリームは一ヶ月、ベザードは10日で滅ぼされた
・にもかかわらず地球侵略には時間を掛けている

カガリ「地球にはいくつもの防衛組織がある。
 だから、攻めるのに時間がかかっているだけじゃないか?」
ミスト「アトリームにだって防衛隊がありましたよ…
地球の防衛組織とは比較にならないほどの巨大な組織がね…


戦争が皆無、平和な惑星国家の防衛隊の規模は
「地球連合、人類軍、ザフト、各地のベースなどの合計戦力」
より圧倒的に上。
維持するだけでとんでもない人と金が必要だと思うが、どうなっていたんだろうか。

まあアトリーム人ならその程度の問題は根本的に解決しちゃうんですよね。
そんでもってその方法が民主的である必要もありませんよね。







▼反省したミストさん

・ようやくミストさんは反省したようです

ミスト「…あいつは俺に任せて下さい! 
 復讐するつもりはありません。
 ただ、地球を守りたいんです!
 」
ゴオ「お前、ようやく…」
ミ「支えてくれる人が傍にいれば俺だって成長しますよ、猿渡さん!」

ヴァン「…ミスト、お前の心意気はわかったが俺の復讐の邪魔はするんじゃねえぞ」
ミスト「分かってます。ヴァンさんのはただの復讐だと思ってませんから」
「そういう戦いなら無意味じゃありませんし、邪魔もしません」
ヴァン「…お前、何言ってんだ? 何か勘違いしてねえか?



・ミストさん 戦闘前セリフ

ミスト「落ち着け、冷静になれ。俺は憎しみを晴らすために戦うんじゃない…」
みんなのために、地球のために戦うんだ!



・アンジェリカ 戦闘前セリフ

アンジェリカ「ミストの暴走は私が止めなくちゃ…」
あいつは絶対に、何かやらかすに決まってるんだから…!


シェルディアには戦闘前セリフ無し。

やっとミストさんはまともになったようだ。
成長しない主人公なんて居るわけないよな。

アンジェリカもひどいなぁ。
ミストさんを信じてあげなきゃダメじゃないか。







▼イスペイル様の挑発

イスペイル「レヴリアスのパイロット! 私はここだぞ!」
「アトリームを滅ぼしたのは私だぞ!」
ミスト「それがどうした! 元々お前は俺達の小隊だけで倒せるような口だけのヤツだったんだ!」
「今回は逃がさない! 確実に倒す!」
イスペイル「あの時と同じだと思うなよ。
 私の期待はアトリームの技術を吸収しさらなるパワーアップを果たした!」
「見たくないか? 滅ぼされた自分の星の技術がこのエンダークのどこに使われているか…」
「…おっと、あまりに技術レベルが低かったから、使っていなかったかな?
 どうでもいい星だから忘れてしまったかな
…」
ミスト(くっ…! 落ち着け! あんな安っぽい挑発に乗るな!
(サコン先生がハッキングする時間を稼がなきゃいけないんだ…!)


こんな安っぽい挑発に乗るなんて最低ですよね。
ミストさんは成長したからもう大丈夫ですよね。







▼ヤガランテ撃

ハッター「グゥゥゥレイトッ!」
フェイ「やった!やっつけちゃったよ!」
イスペイル「ば、馬鹿な! ヤガランテが破れただと!?」


スパロボお馴染みの誤字だな、「敗れる」が正解じゃね。
と思ったが一応調べてみた。

4 (ふつう「敗れる」と書く)勝負などで負ける。「横綱が―・れる」「宿敵に―・れる」
 yahoo辞書[破れる]より

イスペイル様は博識だ。







■そして全ては裏切られる

▼イスペイル様の挑発2

イスペイル「レヴリアスのパイロット!
 私と勝負しろ! 決着をつけてやる!」
ミスト「何だと!?」
イスペイル「お前は、死んでいった同胞の仇を取りたいのだろう?」
「私を倒せば、お前の無念が晴れるのではないか?」
ミスト「お、俺は…!」
アンジェリカ「ダメよ、ミスト! 挑発に乗らないで!」
鏡「落ち着くんだ、ミスト!」
イスペイル「思い浮かべてみろ…。
 家族や仲間の苦しむ顔を… 泣き叫ぶ声を…!」
「アトリームが粉々に散るさまを…!」
ミスト「くっ、くそぉぉぉ…!」
シェルディア「ダメだよ、ミスト! 憎しみで戦っちゃ!」
ダイヤ「自分を見失うな! ミストさん!」
イスペイル「さあ来い!私はここにいるぞ。 憎い仇が目の前にいるんだぞ?
 かかって来い! 私を殺してみろ!」
「それとも、私を追いつめたと時の悲劇がトラウマになっているのか? 臆病者め…!」

ミスト「うおおおおおっ!

コトナ「いけない!」
甲児「ミスト! やめろーっ!」

ミストさんはイスペイルに突っ込むが、複数のメトラに捕まる。

イスペイル「今だ! 奴を捕らえろ!」
ミスト「は、放せ!放せっ! …!?」
「何でだ!? 出力が上がらない! 振りほどけない!」
剣児「何してやがんだ! さっさとそいつらを倒して離脱しろ!」
ミスト「ダメなんです! パワーがあがらない!」
イスペイル「馬鹿め、あの程度の挑発に乗りおって… やれっ!」
ミスト「ぐわあっ!」



なんとも言えないこの気持ち
このとき、みなさんは大丈夫でしたか?
ゴォォォッド・ラムゥゥゥーしたり
DSを44ソニックしたり
「スパロボKを売るよ!」だったり
バンナムにネゴシエーション&イッツショータイムしそうになりませんでしたか?






▼上の続き シェルディア撃墜される

イスペイル「おっと、手出しはしないでもらおうか。
 手出しするなら、こいつの無事は保証えんぞ」
「もっとも殺しはせんがな…。 こいつの肉体は貴重なサンプルだからな…
「だが、私に逆らった報いは受け手もらう。 死なない程度にな…!」
ミスト「ぐわあああああっ!」
イスペイル「苦しめ! 叫べ! フハハハハ…!
 一年前の恨み、ここで晴らさせてもらう!」
ミスト「う、ううう…」
イスペイル「…気が変わった。 やはりお前は殺す!」
「サンプルはもうひとり居たはずだからな…。 お前は『欠片』だけ奪い取る!」
ミスト「な、なに…?」
イスペイル「死ね…!」

シェルディアがミストを庇うが、セリウスIIが光りだして暴走。

シェルディア「駄目だよ! 脱出できない! 助けて、ミスト!」
「きゃあああーーーっ!」
ミスト「シェルディアーッ!」
美和「な、なんて事なの… セリウスIIが…!」
ミスト「お、俺は…隊長だけじゃなく… シェルディアまで目の前で失ってしまった…」
「俺はまた大切な人を失ってしまった…」
イスペイル「ちっ…。クリスタル・ハートを発動させられる者がもうひとり見つかったと思ったら…」
「…とんだぬか喜びだったな」
ミスト「黙れ! シェルディアはお前を喜ばせるために生きてたんじゃない!」
イスペイル「だが、私にとっては無駄な命に見出した唯一の利用価値だったのだ」
「それがあっけなく無駄死にだ。悲しくて涙が溢れるよ」
ミスト「何だと…!」
イスペイル「さあ、次はお前だ。
 そして、その次は愚かな地球人ども…全部まとめて始末してやる!」
ミスト「始末なんか…させてたまるかっ!!」
イスペイル「ほう…?」


さっきシェルディアはこう言っていた。
「ミストが出撃するなら、ボクも一緒に行くよ!」
「ミストがやられそうになったら、ボクが守るからさ!」








▼ミストさん「みんな、すまない」(って言っておけば反省してるように聞こえるよな)

ミスト「…みんな、聞いてくれ!」

ミスト「…みんな、すまない。 俺は馬鹿だった…」
「いつも勝手な行動ばかりで… みんなに迷惑かけて…」
「シェルディアにだって何度も何度も心配かけて…」
「そのあげく、俺はシェルディアを守れなかった…」
「目の前にいたのに…!」
アンジェリカ「ミスト…!」
ミスト「頼む、みんな! 今だけでいい!これで最後でもいいから…」
「…俺に…この馬鹿な俺に力を貸してくれないか!? イスペイルを倒したいんだ!」

みんなが応援してくれる。

ミスト「あ、ありがとう!
 俺は…本当にいい仲間を持ったよ!」
イスペイル「くだらん! 何が仲間だ! 虫酸が走る! お前ら全員、抹殺してやる!」
ミスト「お前なんかに…俺達が負けてたまるかーーーっ!!」


「復讐心は忘れた」「もう大丈夫」って言ってたのに、挑発に乗って逆上。
大切な人が撃墜されればなぜか冷静になる。
この人の精神構造はちょっとおかしい。

順番が逆だったらまだ共感できるかもしれない。
挑発には耐えるがシェルディアが撃破されて怒って突撃した、とかならさ。







▼アンジェリカorシェルディア撃破後

・ミストvs.イスペイルの戦闘前会話

イスペイル「どうした、小僧。私が憎くないのか?
 憎しみを…怒りを武器にしなければ私には勝てんぞ?」
ミスト「黙れ! 俺はもう憎しみに身を任せたりしない!
 俺は地球を守るために戦うんだ!」
イスペイル「笑わせるな。お前の心の底には、
 憎しみと怒りが渦巻いている…」
「今は自分の気持ちをごまかせても、
 すぐにまた憎しみと怒りが爆発するに決まっている!」
ミスト「うるさい! そんな事があってたまるか!」
イスペイル「クックック…。 気づいているか?
 お前は既に怒りをあらわにしているのだぞ…」
ミスト「あ…! だ、黙れっ! 地球のためにお前を倒す!」


怒ってもいいよ、仲間を殺して自分の故郷を奪った奴を前にして「怒るな」っていうほうが無茶だから。
迷ってもいいし悩んでもいいと思うよ、人間なんだから。

「出来ない」ことを「出来る」って言っておいて、結局は「出来ない」のは人としてどうかと思う。






▼ゴオvsイスペイル

イスペイル「平和が望みなら、私の邪魔をするな。
 いずれ私が宇宙を支配する平和な世界になるのだからな…!」
ゴオ「ふざけるな! そんな世界はお断りだ!」


案外それも悪くないんじゃね?
とか一瞬でも思ってしまうのがスパロボKクオリティ。







▼HPがへったイスペイル
エンダークにクリスタル・ハートを搭載している事を告げ攻撃。
レヴリアスがピンチに

「仲間達を殺させはしない…。
 もう誰ひとり… 大事な人を失いたくはない…!」
イスペイル「むっ!?」
「俺は…一緒に戦う仲間達を…そして、二つの地球や
ダリウス界にいきる人達を…」
「お前達侵略者の手から守りたい! もう誰も傷つけたくない!」

クリスタル・ハート発動

ゲイナー「すごい…! レヴリアスがまた燃えている!
 あれも想いの力なのか!?」
イスペイル「この力…! しかし、怒りの波長は検出されていない…!」
まさか、私の研究が間違いだったというのか!?」
ミスト「イスペイルよ! たとえ、この命とひきかえにしても、俺はみんなを守ってみせる!」
「俺はこの手でお前を倒す!」


一番大切な人を守ろうとすらしない人間に、地球やダリウス界の人達を守れるわけがない。。







▼イスペイル様の死

イスペイル「馬鹿な…。ル=コボルを凌駕する力をようやく手に入れたのに…」
「こんな力で私の野望が潰えるというのか…? 認めんぞ…私は絶対に認めん!」
ミスト「イスペイル! これで終わりだーーーっ!」

ブレイブ・クラッシュを使った撃破イベント

イスペイル「ぐわああああああっ!!」
ミスト「やった…ついに倒したぞ!」
でもシェルディアが…あいつが死んじゃったんじゃ何にもならないじゃないか…!

シェルディア「…大丈夫だよ!  ちゃんと脱出して、生きてるよ!」
ミスト「シェルディア! 無事だったのか!  よ、よかったぁ…!」
シェルディア「ちっともよくないよ!セリウスIIがこわれちゃったんだから!」
「あの壊れ方じゃ、作り直すしかないじゃん!」
ミスト「ご、ごめん…」
シェルディア「怒っちゃ駄目だって言ったじゃない!」
ミスト「うん…」
シェルディア「これからボクはどうすればいいのさ!まったくもう!」


戦闘中は危ないので、シェルディアの安否確認や救助はできない。
でも戦闘後に何の確認もせずに死んだと決めつけるのは何なんだ?
「シェルディア! 返事をしてくれ!」とか通信で呼びかける場面じゃないの?
それともは人の死をギャグシーンにしたいだけなの?


▽ミストさんの目の前でシェルディアが交通事故に遭ったらどうなる?
以前のミストさん記事のコメントで交通事故の例えがあったのでパクらせてもらう。

目の前で親しい人が車に轢かれたらどうする?
1,パニックになる
2,とにかく周りに助けを求める
3,119番もしくは応急措置
普通はこの3つの行動を取ると思う。

だがミストさんは一味違う。
今回の行動と照らし合わせるとこんな感じになる。
「シェルディアの安否を確認せず死んだと決めつけ、
『俺は地球のみんなが車に敷かれないように。車の安全性向上と法整備に全力を尽くす!!』と大声で宣言し、
轢いた運転手をひたすら怒りをぶつける」








▼戦闘後、ガズムより通信

ガズム「…地球人ども。
 まさか貴様らがイスペイルを倒すとは、思っていなかったよ…」
アンジェリカ「う、嘘でしょ…? こんな事、あり得ない…! 」

ガズム「俺の名はガズム。 さっき貴様らが倒したイスペイルの仲間だ」
ゴオ「仲間…?」
杏奈「じゃあ、あなたも侵略者なのね!」
ガズム「次は俺が貴様らの相手をしてやろう」
「俺はイスペイルのように気長ではない。
 地球もろとも一瞬で破壊してやるからそう思え! フハハハ…」

アンジェリカ「…、い、今の…」
ミスト「あ、ああ…。 俺達は悪夢を見ているんだろうか…」
アンジェリカ「夢なら…夢ならいいけど…もし現実だったら、残酷すぎるはわ…!」
ローサ「ミストにアンジェリカ。 ふたりとも顔が真っ青よ?」
「いったいどうしたの?」
サラ「ひょっとして、今の男を知ってるとか?」
アンジェリカ「…知ってるなんてもんじゃないわ…」
ミスト「ああ…」
アンジェリカ「あれは…あの人は私の父のエルリックよ!
ダイヤ「え? ええっ!?」
さやか「お父さんですって!?」
ジョシュア「アンジェリカさんのお父さんが敵って事は…」
 「アンジェリカさんも敵の仲間なんですか?」
ミスト「ち、違うって! どうしてそうなっちゃうんだよ!」
アンジェリカ「本当のお父さんはあんなしゃべり方しないわ…」
ムウ「…って事は、俺みたいに、記憶を操作されてるのか…?」
ミスト「そんなわけない! 隊長は俺の目の前で…!」
つばき「そ、そっか…。 特攻したんだったわよね…」
アンジェリカ「でも、あれはお父さんだわ…。
 お父さんを見間違うはずないもの!」
ミスト「せっかく隊長と再会できたのになんで敵になってるんだ!
こんな残酷な話があるかよ! 」
アンジェリカ「ミスト、私…私…どうすれば ううっ…ううう…」
ミスト「アンジェリカ…」


シリアスなシーンだがミストとアンジェリカの言葉がなんともいえない違和感を放っている。
これがアトリーム風の驚き方なのかもしれない。







■結論
ミストさんは約束を守らない屑であり、大切な人間を守ろうしない最低の屑。
間違いない。

異論反論は認める。
むしろ反論できる方募集中。








■本音
この記事はヒロインシェルディアの場合のみです。
ヒロインアンジェリカも書きたかったんですが、時間が掛かるので最初の説教だけにしました。
セリフが違ってもアンジェリカとシェルディアの行動が入れ替わるだけで展開は同じです。

「地球を守る」なんて言葉はカガリのような立場の人はともかく、只のパイロットであるミストさんが軽々しく口にする言葉じゃありません。
「アンジェリカとシェルディアを守る」
「世話になったダンナーベースの人たちの為に戦う」
戦う理由はこれで十分過ぎるでしょう。
ですがミストさんには「アンジェリカ(シェルディア)は俺が守ってみせる!」というようなセリフはほとんどありません。


アンジェリカとシェルディアは「ミストを守る」みたいな言葉を何度も言っています。
普段から色々とミストさんを心配して気を遣っています。
そして本当に命を貼ってミストさんを守っています。


ストーリーもマップ数もここが折り返し地点。
ミストさん記事はゆったりまったりとまだまだ続きます。

ミストさん5 祭りだワッショイ編」へ続く。

※追記
本音のこの色の部分はコメントでの指摘により加筆修正した所です。






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■コメント
この記事へのコメント
341 | 名無しさん | 2009/06/29(月) 00:50 |
すごい。
普通、何かについてこれだけ悪い事を書くと、何割かは「揚げ足取り」になってしまいます。
この記事も、単なる揚げ足取りなのかもしれません。
が、少なくとも私にはそう感じる部分は殆ど見当たりません。

ただどうしても気になったのが、
>>「地球を守る」なんて言葉はカガリのような立場の人はともかく、只のパイロットが口にする言葉じゃありません。

の部分。
確かにミストには大袈裟過ぎる台詞ですが、それに他多数のパイロットを巻き込むのはどうかと。
間違いなく「地球を守る」為に戦ってきた「只のパイロット」は、スパロボにごまんと登場してきたじゃないですか。

管理人
342 | デニオ | 2009/06/29(月) 01:23 |
>ただどうしても気になったのが、
>>>「地球を守る」なんて言葉はカガリのような立場の人はともかく、只のパイロットが口にする言葉じゃありません。

他多数のパイロットには間違いなく「地球を守る」という精神はあったと思います。
でも彼らは「地球を守る」という言葉の意味と重さを知っているからか、大事な場面以外ではほとんど口にしません。

ミストさんは「地球を守るぞ」「地球のために~」などと毎回軽々しく言っています。
K劇中でも言葉の重さを知ってるようには思えませんしそれが出来る力があるわけでもありません。
だからミストさんには口にする権利が無い、と伝えたかったんですが説明不足でした。

誤解されやすい本文だった少し訂正させていただきます。

343 | 名無しさん | 2009/06/29(月) 01:35 |
わざわざ申し訳ありません。
そういった意味でしたら納得致しました。
デューク・フリード達とは訳が違いますね。

管理人のみ閲覧できます
344 | | 2009/06/29(月) 09:31 |
このコメントは管理人のみ閲覧できます

345 | 名無しさん | 2009/06/29(月) 10:35 |
>>コイツは何を考えてるのか
ライターは間違いなく1でしょう。そのイディクスについても言及がなかったし正に忘却の彼方かと。もう一つの地球も含めて
ミストさんは3と4の半々だと思います。本人の言葉通りなんでしょうね。地球が滅んだら、自分も死ぬ可能性があるとかは多分わかってないと思います。別の意味で頭が悪いのでしょう。

ここのシーンは本当に長いですよね。もうちょい短くまとめられそうなものですが…。『てにをは』を重視してるシナリオでもないし。

説得シーンですがアンジェリカ、正論だが余分な事言い過ぎ、長過ぎ。ミストは屁理屈家だから問答無用でもっと引っ張たけ
シェルディア、言いたい事はわかるけど、言い方はもうちょっと考えた方がいい。本当に皆が好きなら『こんな所』とか言っちゃダメよ。

最後にライターは自分の書いた会話を声に出して読み返す事を覚えた方がいい。後、リアルを持ち込む場面はよく考えろ。教育機関が云々~とかこのシーンじゃ必要ない。

長文なってしまいましたが、差し支えなければまたコメントさせて下さい。

346 | 名無しさん | 2009/06/30(火) 17:12 |
次回あたり
「アレ」呼ばわりな気がする>ミストさん

367 | ミストを好意的に解釈する会(会員一名) | 2009/07/03(金) 22:41 |
>>こいつは一体何を考えているのか
おそらく、自分ひとりだけで戦うつもりだったのでしょう。
「自分だけがイディクスの脅威を分かっている。地球人はお互い争うだけで協力なんて望めない。」という気持ちだったのではないでしょうか。「地球人のために戦う」のが嫌といっているだけで、別に戦い自体は拒否していません。勝ち目があるかどうかは関係ないでしょう。たぶん、復讐鬼フラグが立っていたのだと思います。

>>防衛隊の存在、軍事演習
これについては、ほぼ妄想なんですけど、アトリームにイディクスの存在が伝説のような形で残っており(ミスト他、一般人には知らされず)、それに備えて、演習を行っていたのではないでしょうか。ただ、全体主義的だろうことは否定しません。それでも、文明を封印していた、ということから、某国のような独裁社会ではなく、古代農耕社会のような牧歌的な集落が星単位で形成されていたのではないでしょうか。
それ故にばらばらな地球人を理解できないのも、極端な言い方をすれば、山奥の田舎の共同体から来た朴訥な若者が、自由な都会に出て、カルチャーショックを受けた、程度に私は考えております。

また、たびたび話題に出る暴徒鎮圧ですが、イディクスの侵略パターンとして「欠片を持つ生物のいる惑星を刺激して混乱させ、悪意を持つようにしむける」というものがあります。アトリームの人間の一部がイディクスの影響を受けて悪意を暴走させ、暴徒化したとは考えられないでしょうか。※悪意に駆られて暴走するだけの集団なら、暴徒と呼んでも差し支えありますまい。※
また、セリウスのマドラースタナーは、生物を殺さずに気絶させる機能があるようなので、同様の武器があれば相手を殺すことなく鎮圧は出来たと思います。
なので、天安門のような虐殺ではないでしょう。キ○○イが刃物を振り回しているのに、話し合いで解決しようとするのは難しいのではないでしょうか。
ただ、この方式であったとしても、地球人に用いようとしたのは確かにほめられませんね。※彼らは悪意ではなく、主義主張でもって行動していたのですから。※それでも相手が丸腰なら、暴力に訴えるような人ではないと、私ミストを勝手に信じております。

>>地球を守るの軽々しさ
これは確かに本心ではないでしょう。2つの星を滅ばされてきたミストにとって、もうこの星しか行き場がありません。だから、「地球を守る」という言葉はその実「自分の居場所を守る」に他ならないと思っています。地球のためではなく、あくまで自分のためでしかないんですね。そんな彼に他人を守る余裕なんてないと思います。それでも、地球を(自分の居場所として、ですが)守る、という気持ちはウソ偽りないものだと思います。
ステアード・スラッシュの決め台詞、「や、やったか!?」からも読み取れますが、表面的に明るく振舞っていても、その実不安でいっぱいの未熟者なのでしょう。

>>突撃
これについてはぐうの音も出ません。記事でもご指摘の通り、場面構成を上手くやっていれば共感できる流れだったのに、と残念でなりません。ただ、この時点でのミストは「本当になっちゃいない」ルーキーのままなので、多少感情に流されるのも仕方のないことではないかと思います。なので、自分の中ではこの時点での突撃癖はぎりぎり許容範囲です。

ネタとして流していただいて結構です。ただ、自分はミストはじめ、Kのオリキャラも好きなので、無理やりにでも解釈してみました。
長々とお目汚し失礼しました。

追記(※部は下の方への返信です)

368 | 名無しさん | 2009/07/04(土) 00:18 |
バンプレ原案のミストさんやアトリームは↑の方のおっしゃる面もあったかもしれません。
とにかく表現が悪すぎなライターがほとんどの元凶だと思ってます。
暴徒じゃなくてデモとか示威行為にしとかないと。アトリーム関連の設定も一枚絵とか加えて詳しく説明しないとダメだって。

371 | key6355 | 2009/07/05(日) 16:01 |
良さそうな材料を集めたにも関わらず、料理人のセンスが特異かつ未熟なせいで、碌に食えたものじゃない料理に仕上がってしまった……と思うようになってきた>ミスト
「OGでやりなおせばいいや」とかスタッフが考えてないことを祈るばかり。

877 | 名無しさん | 2010/05/16(日) 16:32 |
まあいろいろありますが、実際に命賭けて戦っている訳ですし、地球を守りたいという心意気くらいは買ってやってもいいと思いますが…厳しいんですねw

910 | 名無しさん | 2010/06/03(木) 13:21 |
もうちょっとイディクス登場を早くして

アトリームでも地球のような小競り合いはしょっちゅうあったけど
イディクス襲来という危機の際には利害関係や考え方の違い諸々を捨てて団結して闘えた。
            ↓
イディクス襲来という危機が迫っているのに
団結して闘おうとしない地球人に対して疑問を持つ。

とかなら理解できるのですが・・・

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