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2010/09/17(金)
▼この記事について
3日で2スレ消費という異常なネタ人気のミスト・レックス。
彼の生態研究記事です。

▼ミストが「さん」を付けられる理由
そんな事より、ミストさんスレのAA生産速度は異常すぎます。
ヅラ改変AAは多く数えれば150個超えてますよ。

▼今回の概要
今回は最終話。
ル=コボルとの最終決戦です。








■今回のあらすじ
シェルディアルートです。
ルート分岐はベルリン→ソラシティ→竜宮島で進んでいます。

ダイモン・タングラムとの戦い。
詳細は前回の記事「ミストさん11 矛盾だらけの設定説明なんて読む価値があるのか編」参照。
   ↓
(最終話)
ル=コボルとの最終決戦。
   ↓
エンディング「ミストさん13 そして宴会へ…編」へ続く









■36話 心からの…

▼地球の状況
月でのダイモン・タングラムとの戦闘が終わり地球へ向かう。
地球全土から救難信号が発せられ、ダンナーベースへ通信を入れると地球が大変な事になっている事が判明する。

・ル=コボルから地球全土に『10日でこの星を破壊する』という声が響いて地震、雷、暴風雨などの天災が地球全土で発生
・サコン先生いわく「ミスト達の話や今までのデータから、10日後に滅ぶというのは本当の事」
 「このままだと二つの地球が衝突し、光に包まれて消滅する」
・アークエンジェルはそのまま地球へ、大空魔竜は被害確認のためもう一つの地球へ向かう。






▼誰特改変
オーブのユウナ、連合のヘスター、プラントのミーアと協力してこの異変に対処する事になる。

▽ユウナの発言を一部抜粋

ユウナ「頭を下げる必要などありませんよ。
 僕も…いえ、オーブも喜んで協力させていただきますよ」

ユウナ「オーブも総力を挙げて
 救援のお手伝いをさせていただきます」
「地球の危機をぼんやり指をくわえて眺めていたら、
 カガリにどやされますからね」

ユウナ「そうですよ、事務総長。
 僕達は同じ地球人なんです。 お互いに協力し、助け合いましょう!」
「この危機を乗り越えて未来を掴み取るんです!」


カガリ「何だって? ユウナがそんな事を?」
霧子「ああ。あの男もずいぶんやるもんだね。
 見直したよ」
カガリ「そ、そうか…」
カガリ(窮地に追い込まれて、奴の中で何かが目覚めたという事かな…)


誰だよこのイケメン。
ユウナがこんな人ならカガリ結婚して良かったんじゃない?






▼ミストさん研究中
アークエンジェルブリッジでの会話。

真矢「でも、ル=コボルを倒す方法って、
 まだ完成してないんですよね?」
ムウ「どうなんだ、ミスト?」
ミスト「ええ、まだ…。ル=コボルが
 クリスタル・ハートの生み出す精神パワーに弱い事は確実なんですが…」
「今の俺達のパワーじゃ、ル=コボルを
 倒せるかどうか、微妙らしいんです…」
ルナマリア「ちょっと、そんな頼りない事言わないで下さいよ!」
ミスト「あ、いや、だから、確実に倒すための
 方法をサコン先生と一緒に研究中で
…」
静流「研究中なのに、こんな所で
 油を売ってていいのかしら?

ミスト「ちょっと外の様子が気になったから
 見に来ただけで、すぐに部屋に戻って研究を続けます!
 」
サコン先生がもう一つの地球に行っている間にやっとかなきゃ
 ならない課題がある
んで…」
「…それじゃ!」

バルトフェルド「…大丈夫なのか、あいつ…」
ゴオ「心配ありません、あいつがやる時はキッチリやる男ですから…」


外の様子を見るなら展望室(種でキラの泣いてた所)か食堂(モニターで外が見れたはず)で充分。
わざわざブリッジに上がってくることはないんじゃないか。
ブリッジの方が詳しい事が分かるのはだろうけど。






▼アークエンジェルがダンナーベースに到着、地球その2の被害状況も明らかに
アークエンジェルがダンナーベースに着いた時点では地球その1の死者は無し。

地球その2の大空魔竜から通信が入る。
・地球その2も地震津波台風などあらゆる天災が一度に押し寄せてきた。
・こちらも幸い死傷者は無し。
・アスハムの部下だった野郎、メダイユ公、歌姫ミイヤ、ディガルドのボラー少将が各地で対処している。
・ミズーギィのキャサリンが作った伸縮自在繊維で町を覆って津波から守っている。。
・住民の安全を確保して凌いでいるだけで、ル=コボルを倒さないと根本的解決になりませんよね?


ガンソ本編ではミズーギィの伸縮繊維は大気圏突入のシールドに使われているから相当頑丈な代物。
この短期間で沿岸の街全てを守るほど作れるとは思えないから、全体的な効果はどうなんだろう。







▼ミストさん研究中2

リー「まいったねぇ…。
 ル=コボルを倒す手だてもねえってのに…」
サコン「その事なんですが…
 ミスト君はいますか?」
ミスト「はい! ここにいます!」
サコン「例の計算は終わりましたか?」
ミスト「いえ、まだ。
 でも、先生が戻るまでには終わっていると思います」
サコン「わかりました。あの計算の答え…
 二つの地球人の精神波動値は…」
ル=コボルを倒すために絶対必要な数値ですからね。
 確実に答えをはじき出して下さい

ミスト「はい!」

サコン「ところでカガリさん。
 いくつかお願いしたい事があるのですがよろしいですか?」
カガリ「ああ、何でも言ってくれ」
サコン「今、ル=コボルを倒すために
 必要な装置の資料を送りました」
「それを竜宮島の真壁指令に頼んで、
 大至急、製造して欲しいのです」
一騎「これはいったい…?」
サコン「ジークフリード・システムを応用した
 装置です
。これを全ての機体に設置してもらいます」
総士「ジークフリード・システムを応用ですって?
 しかも全機体に取り付けるって…」
サコン「ええ。ル=コボルとの戦いでは、
 パイロット全員の心を一つにする必要がありますから…」

「それと…マクグリフ博士は
 いらっしゃいますか?」
セレーネ「はい、ここにいますが…何でしょう?」
サコン「もう一つの資料をご覧いただけますか?」
セレーネ「これは…ヴォワチュールリュミエール?」
サコン「…に近いですね
 マクグリフ博士の論文を参考にしましたから…」
それの製造をお願いできますか?」
セレーネ「ええ、もちろん。
 でも何に使うんです?」
サコン「これは大空魔竜に搭載します」
ミスト「いったい何をするつもりなんです?」
サコン「詳しい話はそちらに戻ってからします。」
 今のような天変地異が続けば、惑星そのものにダメージが蓄積し…」
「プラネット・クライシスの発動は
 免れても、地球へのダメージは計り知れません」
「そのためにも、1日も早くシステムを完成させなければなりません。
 皆さん、急ぎましょう!」
カガリ「ああ、そうだな!」
ルル「これより大空魔竜はそちらに戻ります。 では…」
カガリ「よし。直ちにサコン先生に依頼された装置の製造に取りかかってくれ!
 マクグリフ博士、よろしくお願いします」


サコン先生の万能振りは異常。

肉体労働はともかく、ミストさんに大事な数値の計算をやらせるのは間違いだと思うんだ。
コンピューターか何かで計算しているんだろうけどミストさんはうっかりミスが多いし。
アンジェリカか隊長が手伝ってくれている事を期待しておこう







▼アルヴィス/パーシバル・ルームにて

霧子「無理を言ってすまないが、1週間以内に完成させて欲しい。
 でないと地球がもたない」
真壁「了解しました。 
 竜宮島の総力をあげて製造します」
霧子「よろしく頼むよ!」
行美「それじゃ、さっそく取りかかる事に
 するかね…。こんな老体でも、まだまだ役に立つところを見せないとね!」
真壁「よろしくお願いします」
行美「保! 一緒においで!」
保「はい!」
保(衛…お前のためにも
 父さん、頑張るからな…!)


保(衛の父)のセリフは衛の生死に関わらずこのまま。
違和感はないけどちょっと変化が欲しかった。






▼ダンナーベースにて

ゴオ「大空魔竜はどうして到着が
 遅れたんです?」
霧子「サコン先生が、出発直前に重要な事を
 ひらめいたらしい…」
「それでリマンメガロポリスに立ち寄ってから、
 こっちに戻って来たんだ」
杏奈「リマンメガロポリスって、
 シベリア鉄道の本社があった街よね?」
さやか「いったい何しに行ったんです?」
霧子「シベリア鉄道が
 マッスル・エンジン製のレールを敷いていたから…」
「それを基礎とした、より安定性の
 高い超空間通信システムの構築兼…」
「ル=コボルを倒すための 
 オーバーマンの力を…」


後で分かるが、オーバーマンのプラネッタを借りるのが目的だった。






▼ダンナーベース司令室 作戦会議
大空魔竜がダンナーベースへ帰還。

▽タングラムのレヴリアスとル=コボルの戦いで分かった事
・ソルヴリアス・レックスがガズムを倒した時のパワーを10とすると、隊長のレヴリアスがル=コボルと戦った時は12は出ていた
・ミストさんとシェルディア(アンジェリカ)が死ぬ気で力を出せばル=コボルを倒すパワーを得られるが、それをやると絶対死ぬ。
・しかも2000年前の戦いのように、完全に消滅させることはできないかもしれない。

▽対抗策
・総士がジークフリードシステム改造ユニットでパイロット達の心を一つにする。
・みんなの精神エネルギーをヴォワチュール改造ユニットを使ってソルヴリアス・レックスへ集める。
・イスペイルが作った精神エネルギー変換用コンバーターでクリスタル・ハート用の精神エネルギーへ変換される。
・ミストさんへ負担を増やさずにクリスタル・ハートの出力を向上させる。
・ただし、それで集められるパワーはミストさん達のパワーと合わせても15程度。


もう全部サコン先生でいいんじゃないかな。







▼出撃
サコン先生の予測より2日早く地球滅亡がやってきた。
システム未完成のためル=コボルと戦いながらシステムを仕上げる事になる。

カガリ「みんなの気持ちはわかった! 総員に告ぐ!
 直ちに出撃準備にかかれ!」
「10分…いや、5分後に出撃するぞ!」
 タングラム! 5分後に我々をル=コボルの所へ転送してくれ!」
タングラム「わかりました。では5分後に…」
ミスト「ついにこの時が来たか…。
 ル=コボル…待ってろよ。
 今すぐ行くからな!」








▼ル=コボルの空間へ

ル=コボル「む…!?
 なぜお前達がこの空間に?」
「…そうか、さてはタングラムだな…。
 つまらぬ事をしおって…」
「まあいい。お前達の抵抗など、
 子犬が足下でじゃれつくようなもの
…」
「少しばかり痛い目を見せてやれば、
 鳴きわめきながら退散するに決まっている…」 ※泣きわめくの誤植?
 ミスト「黙れ、ル=コボル!」
カガリ「たとえ私達が子犬だとしても、
 仲間を守るための牙は鋭いという事を教えてやる!」
ル=コボル「フハハハハ…! これは愉快な事を…。
 よかろう、今さら急ぐ事もない」
じゃれつく子犬の相手をするのもまた一興…。
 少しだけ遊んでやるとするか…」
ルル「サコン先生。
 どうやらル=コボルはこっちの誘いに乗ってくれたようです」
「システムの完成を急いで下さい!」
サコン「わかりました。 あと少しだけ待って下さい!
 きっと間に合わせてみせます!」
ル=コボル「さあ、かわいい子犬よ。
 遊び相手を呼んであげよう


敵出現

ロン「こりゃまたずいぶん遊び相手が
 出て来たもんだ…」
フェルミ「…あれは!?」
ソウタ「バイオケントロに
 バイオトリケラじゃないか!」
シン「連合製のモビルアーマーも!?」
剣児「ハニワ幻神までいやがるぜ!」
ダイヤ「俺を凍りつかせたハイパー鉄獣もいるぞ!」
ミスト「倒したはずのイスペイル達の機体まで…!」
ル=コボル「何も驚く事はないだろう?
 これらの機体のデータは既に我らイディクスの手の中にある…」
「後は作り出せばいいだけの話だ」
つばき「つ、造り出すだけって…」
静流「ずいぶん簡単に言ってくれるわね…!」
ル=コボル「さて…遊びに誘ったのはお前達の方だ。
 せいぜい楽しませてもらおうか!」
ミスト「そんな余裕かましていられるのも今のうちだ!
 俺達の力を見せてやる」


悪意の塊なのに「子犬とじゃれる」なんて比喩を使うなんて、ずいぶん人間的だ。
子犬と遊んだ事なんてないだろうに。
(そういえばヴェリニーとかは… いや、やめておこう。おれの予感だけでみんなを混乱させたくない)







▼増援
▽1回目の増援

ダイヤ「増援か!」
ミスト「ル=コボルめ…。 
 いくらでも造り出せるという事か!」



▽1回目の増援

杏奈「また増援だわ! これじゃキリがない!」
カガリ「どうやら、この宙域内の
 戦力の減少に反応して自動で生成されているようだ!」
「ザコを倒しすぎると増援が現れ、
 そのうちこっちが不利になる!」
「ザコの相手は足止め程度にしておいて
 ル=コボルに集中攻撃するんだ!」


Kのカガリは有能すぎる。
Jで「お守り=ハウメアの守り石」 Wで「私は砂漠戦闘のプロだぜ!」
なんて言ってた頃と比べてずいぶん成長してしまった。







▼戦闘前会話
シェルディアがヒロインのパターンのみ。

ミスト「ル=コボル! 俺はもう迷わない!
 クリスタル・ハートの力でお前を倒して見せる!」
ル=コボル「はたしてお前にできるかな?
 妹のようにかわいがっていたレムの姿をしたこの私を…?」
ミスト「だから言っただろう!
 もう迷わないと!」
「たとえ地獄に落ちるとしても。
 俺はこの手でお前を倒す!」

ル=コボル「お姉ちゃん! 私を攻撃するの?
 そんな事しないよね?」
シェルディア「お前はレムじゃない!
 ボクはもう決心したんだ! ボクの手でお前を倒してやるんだから!」
ル=コボル「そうか。ならば撃つがいい!
 愛する妹を!」

アンジェリカ「ル=コボル!
 ガズムに苦しめられたお父さんに代わって、あなたに仕返しするわ!

ル=コボル「お前もクリスタル・ハートに適応した『欠片』の持ち主か…。
 是非手に入れたい…」
アンジェリカ「何が『欠片』よ! 適応よ!
 誰があなたに利用されるもんですか!」


クリスタル・ハートは「復讐心」だと効果が発揮出来ない。
「父親の仕返し」という心はあまり良くないはず。
アンジェリカがヒロインではないから話には影響がないが、ここは気になった。

キラ、アスラン、ロール、一騎、チーフ、ゲイナー、ルージ、ダイヤ、剣児、甲児、ゴオ、ヴァンに対ル=コボル戦のセリフ有り。
シンには無い。







▼ル=コボルにダメージを与える

ル=コボル「これが限界ではないだろうな?
 もう少し楽しませてもらわなくてはな…」
「せっかくお前達のために時間を
 割いてやっているというのに…」
キラ「なんて奴だ…。
 ダメージを与えても、これじゃ…!」
ロール「やはり普通の攻撃ではダメなのか…!?」
剣児「時間稼ぎがてら
 倒せるかと思ったのによ…!」
ゲイン「サコン先生!
 システムはまだ完成しないのか? 急いでくれ!」
サコン「もう少し…後少しだけ時間を下さい!
 もうすぐ終わります! そうすれば…」
カガリ「了解だ! 頼むぞ、先生!」
ル=コボル「さあ、全力で挑んで来い。
 私を本気にさせてみろ」
ダイヤ「お前なんかに言われるまでもない!
 死ぬ気で戦ってやるぜ!」








▼ル=コボルのHPが0に

ル=コボル「なかなかしぶとい…!
 この私が地球人ごときに手間取るとは…」
ミスト「ル=コボルの動きが鈍ってきた!」
カガリ「サコン先生!
 調整は終わったか!?」
サコン「お待たせしました! 準備完了です!
 各自、コクピット内に新しく取り付けたスイッチを押して下さい!」
「それでシステムが起動します!」
ダイヤ「新しいスイッチ…? これか!」
ルージ「このスイッチだな…。
 よし、押したぞ!」
サコン「総士君!
 ジークフリード・システムの拡張機能を起動して下さい!」
総士「了解。起動しました」
「うっ!
 な、何だこの脳に直接響く強大な波動は…!?」
サコン「それがパイロット達の精神パワーです。
 君はそれを一つにまとめて…」
「大空魔竜に取り付けた
 ヴォワチュールユニットに集めるんです!」
一騎「総士! 大丈夫か?」
総士「…かなり大きな荷重がかかるのは
 事実だ…。しかし、地球の未来を守るためなら、耐えてみせる!」
真矢「皆城君…」
ゴオ「よく言ったぜ、総士!」
サコン「さあ、皆さん!
 気持ちを一つに合わせて下さい!」
ラクス「皆さんの心の力が、ル=コボルを
 倒す力となるのです…」
「さあ、二つの地球の未来のために
 想いを一つに合わせましょう!」
ダイヤ「よっしゃあっ! うおおおおっ!」

総士「みんなの想いが…集まってくる…
 すごい力だ…!」
サコン「総士君!
 そのエネルギーを大空魔竜のヴォワチュールユニットへ!」
総士「はい!」
サコン「ミスト君!
 みんなの想いを…精神パワーを受け取って下さい!」
ミスト「はいっ!」

ミスト「サコン先生!
 ソルヴリアス・レックスに
 みんなのパワーを!」

ミスト「こ、これがみんなの精神パワー…!」
シェルディア「何てあったかいんだろう…」
ミスト「俺達ふたりが命がけで出したパワーよりもはるかに強い…。
 これならル=コボルを倒せるぞ!」
シェルディア「うん!」
ル=コボル「こ、この力は何だ…?
 たかが2基のクリスタル・ハートでここまでの出力を出すなど
…!」
そんな事をすればお前達とてただでは済まんぞ…」
ミスト「残念だが、お前の思っているようにはならない!」
「この力は、俺達だけのものじゃない…!
 地球に住む命を…地球の未来を守ろうという俺達全員の想いだ!」
「この想いをクリスタル・ハートに込めて…お前を倒す!」
ル=コボル「なるほど、それがお前達の
 切り札というわけか…」
だけどお兄ちゃん! お姉ちゃん! 本当に私を撃てるの?
 私、死にたくない! 生きたいよ!

ミスト「黙れ、ル=コボル!
 もうそんな言葉で惑わされるものか!」
シェルディア「ボクはもう覚悟を決めたんだ!
 お前になんて言われても、もう迷わない!」
ル=コボル「フッ…。どうやら本気のようだな。
 よかろう。撃ってくるがいい

「だが、結局は自分達の無力を思い知るだけだがな…!」


ここまでかなり余裕しゃくしゃくだったル=コボル。
ピンチになったら突然レムを盾にしてしまい、おかげで一気に小物臭くなってしまった。



ミスト「今こそ燃え上がれ!
 俺達の想い…故郷を愛する強き想いよ!
 ル=コボルをこの世から消し去るんだ!」

戦闘でル=コボルのグスタティオ撃破

ル=コボル「こ、この力…私を凌駕するだと!?
 人間ごときが…この私を…!」
「ぐわああああっ!」
ミスト「か、勝ったぞ…!
 ル=コボルを倒した! 俺達は勝ったんだ!」
シェルディア「うん…! ボク達は地球を…
 未来を守る事ができたんだね!」
「でも…だけど…うっ、ううっ…」
ミスト「シェルディア…」
シェルディア「ごめん。覚悟はしていたけど、
 やっぱり悲しいよ…ううっ…」

レーダーに反応

シェルディア「えっ? この反応は…生命反応?
 ル=コボルの機体の残骸の中からだよ!」
ミスト「本当だ! レーダーを見ろ!
 脱出カプセルが浮かんでるぞ! もしかしたら…」
シェルディア「行ってみようよ!」
ミスト「あったぞ! 脱出カプセルだ!」
レム「そ、その声はミスト兄ちゃん?」
シェルディア「レムッ」
レム「お姉ちゃんも一緒なの!?」
シェルディア「私がわかるの? レム!」
レム「たったひとりのお姉ちゃんを
 忘れるわけないじゃない!」
「だけど…お姉ちゃん達には
 ずいぶんひどい事しちゃったね…」
ミスト「何があったか覚えてるのか?」
レム「うん、覚えてる。
 だけどもうル=コボルはいないよ」
「お兄ちゃん達のおかげで、私の中から出てっちゃった…!」
ミスト「消滅したのか? この宇宙から…!」
レム「うん、たぶん…痛っ!」
シェルディア「レム! 大丈夫!? ケガしてるの?」
レム「うん。ちょっと血が出てる。
 ねえ、早くここから出して! 狭い所、嫌い!」
シェルディア「わかったわ! ミスト!
 大空魔竜に連れて行こうよ!
 フランクリン先生に診てもらわなきゃ!」
ミスト「ああ、そうだな! ローサ副長!
 ケガ人の収容をお願いします!」
ローサ「了解。すぐに連れていらっしゃい!」

ソルヴリアス・レックスが大空魔竜へレムを運ぶ


シェルディアは「わかったわ」なんて女性らしい言葉使いでは無かった気が…



シェルディア「お願いします、先生!」
フランクリン「任せておけ。
 よし、脱出カプセルをこじ開けて、ケガ人を医務室へ連れて行くんだ!」
ミスト「…よかったな、シェルディア」
シェルディア「うん。まさか、助けられるとは思ってなかった…。
 覚悟してたからさ…ううっ…」
ダイヤ「泣かない泣かない!
 助かったんだから、もっと喜ばなきゃ!」
アンジェリカ「そうよ! 泣くなんておかしいわよ!」
シェルディア「そっか、そうだよね…。
 でも、涙が止まらなくてさ…」
ラクス「地球の未来を守りたいという
 皆さんの想いが、奇跡を起こしたのでしょうね…」
ジョシュア「敵のマシンの脱出システムが
 優秀だったって事じゃないんですか?

コトナ「も~! あんたはどうしてそういう事を
 言っちゃうわけ?」
メイリン「せっかくみんな、感動に浸ってたのに…」
ジョシュア「え?
 僕、何かまずい事言いました?」
カルメン99「ちょっと、レイ。
 あんた、弟にどんな教育してるのよ?

レイ「すまん…。ジョッシュの性格は
 どうする事もできん…

ジョシュア「ねえ! 何かまずかったですか?
ヴァン「もういい! お前は口を開くな!
セイジュロウ「馬鹿め…」
カガリ「さあ、地球へ帰ろう。
 今から新しい時代が…」
ミリアリア「前方に巨大な空間の歪みが…!
 そんな…まさか…!」


ジョシュアは行動と言動が正直過ぎるだけで、こういうKYとは根本的に違う。
正直さが度を超えて周りからウザがられる事はあったけど基本的に他人の気持ちが分かる人間。
ガンソとゾイドのキャラ崩壊は尋常じゃない。








▼アルケウス登場

ル=コボルがアルケウスで登場。

ル=コボル「よくもやってくれたな、地球人ども!」
ミスト「ル、ル=コボル!」
シェルディア「消滅したんじゃないの…!?」
甲児「あ…あれは…!」
アスラン「タングラムが見せてくれた1年前の
 映像の物と似ている…!!」
ベロー「復活するって…
 そりゃないでしょーよ…!」
ル=コボル「危うく消滅させられるところだったが…
 地球から集めたマイナスエネルギーが盾になってくれたようだな

サコン「そ、そんな…!」
ル=コボル「これほど膨大なマイナスエネルギーが
 集まるとは…」
地球という星は、何と邪悪な心に
 満ちた汚れた星である事か…

ミスト「そんな事はない! 確かに地球には
 悪い心を持った人もいる。
 人と人が憎しみ合う事もある…

でも、それ以上に地球人同士の信頼の絆は深い!
 愛し合う心は強い!

ゴオ「ミストの言う通りだ!
 だからこそ、俺達は命を賭けて地球を守るんだ!」
ゲイナー「破壊の意思の塊であるお前にはわからないかもしれないけど!
 人間ってそういうものでしょう!」
ル=コボル「何が信頼だ、何が愛だ…。
 実にくだらん…」
「だが、それがガズムらの戦闘データを
 応用したグスタティオを打ち破ったのも事実…。侮るわけにはいかんな」

しかし、私がこのアルケウスと

 一体化した以上、お前達に勝ち目はなくなった…


剣児「何だと…!」


ナ、ナンダッテー!



ル=コボル「この機体は太古の昔、

 クリスタル・ハートのアンチシステム…」

クリシュナ・ハートを暴走させ、

 周囲にいた我々の意思を私という個にした機体…」

「その機体も今や『欠片』を取り込み私の半身となった…。

 アルケウスは存在そのものが悪意なのだ…!」

「2000年前のような力は出せぬが、

 近似した現象なら起こす事ができよう…!」


ミスト「何度蘇ってこようと、
 クリスタル・ハートの力で…俺達の想いの力でお前を倒してやる!」
シェルディア「レムが受けた苦しみを、
 何百倍にもして返してやるからね!」
ル=コボル「クックック…。言ったはずだ。
 このアルケウスと一体化した以上、お前達に勝ち目はないと!」
レ・ミィ「一度やられたくせに
 強がってんじやないわよ!」

ル=コボル「強がりではない。この機体には、

 私を生み出したクリシュナ・ハートが搭載されている…」

「二度言わねばわからぬか?

 クリシュナ・ハートはクリスタル・ハートのアンチシステム…」

悪意を力に変えるだけでなく、

 クリスタル・ハートのエネルギーを相殺できるのだ


その効率はマイナスエネルギーの比ではない!


ミスト「な、何だと!?


こんな土壇場で「クリシュナ・ハート」なんてオサレな物を持ち出されても反応に困る。
その能力も都合が良すぎる。




サコン「…………」
ル=コボル「お前達ごときの精神パワーなど、
 もはや私には効かぬ!」
ガラガ「ハッタリかましやがって!
 効かないかどうか、もう1回ブチ込んでやればわかる事だぜ!」
ル=コボル「クックック…。
 では、今一度お前達と遊んでやろう」
「私の言葉がハッタリかどうか、
 その目で確かめるがいい!」









▼再び増援
▽1回目の増援

リー「またゾロゾロと出て来やがったな!」
カガリ「よし。さっきと同じように、
 奴にダメージを与えてから、精神パワーを叩き込む!」
「総士、悪いがまた頼むぞ!」
総士「はい…」
サコン「皆さん、気をつけて下さい。
 ル=コボルのあの自信、本当かもしれません!」
ミスト「大丈夫ですよ!
 今度こそ、消滅させてやります!」



▽1回目の増援

ルージ「くそっ! やっぱり、周りの奴らから
 片付けようとするとかえって不利になる!」
ルル「ル=コボルを倒さないとこちらが力尽きてしまうわ!
 みんな、ル=コボルに攻撃を集中させて!」








▼アルケウスの力

カガリ「よし! 今だ!
 ル=コボルは弱っている! もう一度、みんなの心を合わせるんだ!」
剣児「おう! 俺達の熱いハートを叩き込んでやるぜ!」
総士「くっ…」
一騎「どうした、総士! 大丈夫か!?」
総士「心配いらない!
 みんなの心を僕に…!」
一騎「総士、お前…!」
真矢「皆城君!」
総士「迷うな!
 心に迷いが生じれば、この攻撃は成立しない事を忘れたか!」
一騎「わ、わかった!
 お前を信じるぞ、総士!」
真矢「頑張って、皆城君!」
ミスト「今度こそ終わらせてやるぞ!
 ル=コボル! うおおおおおっ!」

ソルヴリアス・レックスがアルケウスに攻撃するが失敗

ミスト「うわああーーーっ!」
甲児「ミスト!」
カガリ「ソルヴリアス・レックスの攻撃が…
 効かない!?」
ル=コボル「フハハハハ! 身にしみてわかったか?
 アルケウスはクリスタル・ハートの力を相殺できるという事が!」
「もはやお前達に勝ち目はないのだ!」
ボス「そ、そんな馬鹿な…!」
ピュリア「これじゃホントに勝ち目はねえぜ!」
ヴァン「泣き言を言うな!
 クリスタル・ハートが通用しなきゃ、この手でブチのめすまでだ!」
ホセ「ヴァンの言う通りだ!
 勇者たる者、最後まで諦めちゃいかん!」
ネロ「燃え尽きるまで戦い抜くのが男ってもんだ!」
ルージ「地球を守りたいという俺達の心に変わりはありません!
 戦いましょう!」
ディック「ここで退却したところで、
 どうせ地球もろとも滅ぼされるんだ」
「だったら最後まで熱い戦いを
 楽しもうぜ!」
カガリ「お前達…どいつもこいつも
 馬鹿ばっかりだな…」
「わかった。どこまでできるか
 わからないが、地球のために最後まで戦い抜こう!」
「それが今の私達にできる精一杯の事だ!」

サコン「…………」
サコン(このままでは我々に勝ち目はない。
 しかし
…)
総士「サコン先生、僕の事なら心配いりません。
 ですから
…」
サコン「し、しかし…」
カガリ「総員、ル=コボルに向かって突撃だ!」









▼最後の手段

ル=コボル「な、何たる事だ…。 地球人ごときにこうも手を焼くとは…!
 ほめてやるぞ、地球人ども
…」
だがお前達には私を倒す決め手がない。
 私は何度でも回復できるが、お前達は力尽きる寸前…

頼みのクリスタル・ハートも私の前では無力…!
 我々の勝利は確定しているのだ!

「フハハ、フハハハハハハ!!」
ヤッサバ「くそっ! ヘラヘラと笑いやがって…!」
ノーザ「だが、奴の言葉は事実だ。
 俺達には決め手がない!」
ダイヤ「…らしくねえな、ノーザ」
ノーザ「なにっ!?」
ダイヤ「最後まで諦めない者が勝利を掴むんだろ?」
ノーザ「…ああ、そうだったな、ダイヤ!」

ミスト「そう。諦めちゃ駄目なんだ!
 シェルディア! 覚悟はできてるか?」
シェルディア「うん。レムも助けたし…。
 いつでもいいよ!」
さやか「ちょっと待って!
 あなた達、何を言ってるの?」
杏奈「そうよ、いつでもいいなんて…」
ゴオ「ま、まさかお前達!」
ミスト「ル=コボルを倒す切り札は残っています
シェルディア「そう! ボク達の命がね!
カガリ「なにっ!?」
ラクス「それは許されるものでは…!」
ミスト「少なくとも、俺達ふたりが
 死ぬ気で…いや、死ぬまでエネルギーを高めれば…」
シェルディア「2000年前のパーフェクト
 ル=コボルだってイチコロだったらしいし、今回も倒せるよ!」
ミスト「また何千年か後に同じ事に
 なっちゃうかもしれないですけど…」
剣児「だ、だがよ…!
 そんな事をしたら…!」
ローサ「ふたりが死んじゃったら…!」
ミスト「おそらく、俺達は助かりませんけど…」
シェルディア「さすがにこれしか手はないからね…!
 ボク達は犠牲になってもいいから二つの地球を救わなきゃ!」
つばき「いけないわ! そんな事、許されるわけがない!」
フェイ「安易なヒロイズムはバッドエンドに直行です!」
ディック「だが、ふたりの犠牲で何億もの
 人々の命と未来が救えるなら…」
ピュリア「よくそんな事が言えるな! この死神!」
ミスト「いや、ディックの言う通りだ。
 俺達は、地球の未来を守るために命を捧げるんだ。悲しむ必要はない」
ガラガ「カ、カッコつけてんじゃねえぞ、
 この野郎!」
シェルディア「グズグズしていたら、ル=コボルが
 回復しちゃうよ。 行こう、ミスト!」
ミスト「ああ。みんな、今までありがとう。
 俺、みんなと出会えて、本当に幸せだった…!」
シェルディア「レムの事、よろしくお願いします!」
ミスト「よし、行くぞ!」

総士「その必要はありません」
ミスト「総士君…?」
総士「おふたりが命を投げ出さなくても
 ル=コボルを倒す方法があるのです」
サコン「総士君!」

総士「サコン先生。ミストさん達を

 犠牲にしてもいいんですか?」

ふたりの未来も守ってあげて下さい!


サコン「くっ…」
一騎「総士!
 どんな方法があるって言うんだ?」
カガリ「教えてくれ、総士! サコン先生!」
サコン「…パイロットの皆さんだけでなく、
 二つの地球にいる人達からも精神パワーを分けてもらうのです

そうすれば、さっきの攻撃よりも
 はるかに強い力でル=コボルを攻撃できます

総士「この方法なら、
 ミストさん達が命がけで出そうとしている力よりも…」
「ずっと大きな力を得られるはずです」
ハッター軍曹「そいつはまさにグレイトだ!」
ゲイナー「でも、いったいどうやって地球の人達の
 精神パワーを集めるんです?」
サコン「オーバーマン・プラネッタの
 オーバースキルを利用します」
シンシア「プラネッタって言えば…
 考えている事が他人に筒抜けになってしまうオーバースキルね?」
サコン「そうです。そのオーバースキルを
 応用して、二つの地球の人達の想いを集め…」
「増幅して、ジークフリード・システムに
 送り込みます」
カガリ「そうか…!
 大空魔竜がリマンメガロポリスに立ち寄ったのは、そのためだったのか!」
サコン「はい。既に二つの地球の各地には
 プラネッタの技術を使った、精神パワー収集装置が設置されています」
ラ・カン「ヤーパンの天井に仕掛けられていた
 あの技術を応用したのか…!」
ダイヤ「どうしてこんなすげえ奥の手が
 あるのを黙ってたのさ!」
サコン「…最悪の事態を想定して用意してあったんですが…」
できればこの方法は使いたくないのです。なぜなら…」
総士「余計なおしやべりをしている時間は
 もうありません

「サコン先生、二つの地球に連絡を!
 そして、みんなの精神パワーを集めましょう!」
サコン「…わかりました。
 もう迷うのはやめましょう。
 総士君。準備をお願いします」
総士「はい!」

サコン「…というわけです、ミスト君」
「君には、犠牲になるよりも、
 もっと重要な事をしてもらいます」
ミスト「地球のみんなの想いをル=コボルに
 ぶつける事…ですね?」
カガリ「よし! 全パイロットに告ぐ!
 もう一度、みんなの心を一つにするんだ!」
ルル「そして今度は、地球に住む
 みんなの想いも一緒に…」
マリュー「ル=コボルにぶつけてやりましょう!」
ラクス「さあ、皆さんの想いを一つに…!」


ここは何も言えない。







▼みんなの想い

甲児「お前みたいな悪党に
 大事な地球を消されてたまるかよ!」

一騎「フェストゥムと共存できる新しい世界…
 やっと掴み取った俺達の未来を手放してたまるか!」
真矢「お姉ちゃんのお腹の赤ちゃんのためにも
 未来は守るわ!」
真壁「ル=コボルよ…。
 紅音が命を賭けて切り開いた未来を
 消させはしない!」

サラ「私達はエクソダスの途中なんだから!
 ここでやられてたまるもんですか!」
ゲイナー「僕はサラと一緒に生きる幸せな未来を
 守ってみせる!」
アナ「私はもっと見聞を広めなければ
 なりません! 子どものままで
 死ぬなんて、お断りです!」
ゲイン「ここでくたばっちまっちゃ、
 いろいろ申し訳ないんでな!」
ミイヤ「私の歌、地球のみんなの
 想いを込めてあなた達に届けるわ!」

杏奈「私はゴオちんとの新婚生活を守るわ!
 …って言うか、新婚らしい事、全然してないし!」
ゴオ「俺は大事な物を守るために
 戦い続けて来た。そしてこれからも戦い続けるだろう」
「仲間…平和…そして杏奈を
 守り抜くために!」
霧子「杏奈、ゴオ!
 私の想いにどれほどの力があるかわからないが…精一杯祈らせてもらうよ!」
竜也「邪悪な異星人に地球の未来を
 壊されてなるものか!」
「地球に生きとし生ける者よ!
 今こそル=コボルへの怒りを燃やすのだ!」

ルージ「父さんやファージが待っている…
 俺の村を…そして俺の星を守ってみせる!」
レ・ミィ「いつかおじさまと一緒にキダ藩を
 再興するために、あんたなんかに
 負けられないのよ!」
ダ・ジン「殿、姫様!
 このダ・ジン、全身全霊を込めてご武運をお祈りいたしますぞ!」

ハッター軍曹「いいか、お前をぶっ潰す!
 俺がお前をぶっ潰す! 友のためにぶっ潰す!」
チーフ「ル=コボル、感謝しろ。
 最終指導は特例だ!」
クリアリア「我が使命の重さ…
 この一戦に賭ける!」

ミア「私の故郷、地球…。私が宇宙の果てに
 旅立った後も、地球には青く輝く美しい星でいて欲しい!」
ロール「俺達はお前を叩きのめして、
 ミアの故郷を守り通すぞ!」

セレーネ「私は星を見続けたい。
 より遠くまでたどり着きたい!」
「それを邪魔する者は、
 たとえ何者だろうと許さない!」
スウェン「俺もまだ見ぬ星を見るために…戦う!」

キラ「ナチュラルとコーディネイターが
 手を取り合える新たな世界…」
「その世界を実現させるためにも
 地球の未来はこの手で守る!」
アスラン「せっかく地球人が新たな一歩を
 歩み始めようとしているのに…お前のような侵略者に妨害はさせない!」
シン「戦争で苦しむ人はもういらない。
 これを最後に戦争なんてやめなくちゃいけないんだ!」
ミーア「わたくしの想い…そしてプラントの
 人達の想いも送ります…。
 どうかル=コボルを倒して下さい!」

ヴァン「あの星は嫌な思い出ばっかりだが、あそこで暮らしてる連中もいるんだ。
 それを邪魔する権利はお前にはねえ!」
カイジ「カイジ、海の男。
 海の平和を脅かす者は許さない…!」


剣児「俺は俺の生まれた街が好きだ!
 学校も友達も、つばきも鏡も、婆ちゃんもジジイも!」
「地球を守るなんてデカい事は言わねえ。
 俺は俺の街と仲間を守るために戦うぜ!」
つばき「私もよ、剣児。
 この戦いに勝って、楽しかった毎日を取り戻しましょう!」
司馬「ワシはまだまだ生きる!
 この世界を終わらせるわけにはいかん!」
「100年生きたジジイの頑固さを
 思い知れっ!」

ダイヤ「俺達の未来だけじゃない。
 この一撃に父さんが守ろうとしたダリウス人の未来もかかってるんだ!」
「絶対に決めてやるぜ!」

レム「ミスト兄ちゃん!
 絶対勝って! レム、応援してるから!」
エルリック「ミストよ。
 お前達に全てを託す!」
「クリスタル・ハートの大いなる力を
 ル=コボルに見せてやれ!」
アンジェリカ「ミスト! お父さんの前でいいとこ見せなさい!
 私の心もあなたと一緒にいるわ!」


ガンソファンの多くはまさかのキャプテンカイジ登場で吹いたといわれている。
カイジはここ以外では地球その1のファフナー組の死亡キャラを救う場面でのみ登場。
ガンソードは地球その2に属しているので色々と謎が深まる。
Kの改変では全然許容範囲内だけど。

ヴァンは「俺からエレナの死も奪う気か!」があるから「エレナとの思い出を壊させん!」みたいな事を言って欲しかった。







▼ル=コボルの最後

総士「ミストさん、
 それにシェルディア…」
「こ、この力を…地球を愛する
 みんなの想いを受け取って…ル=コボルに…!」

ミスト「ああ…みんなの想いが伝わって来る…」

地球が好きだ! みんなの事が大好きだ!

 だから地球を守りたい!

 みんなを守りたい!


「俺も…想いは一つだ!」
シェルディア「ミスト。
 さっき、死を覚悟したって言ったけど、あれは嘘だからね
「ボクはこれから先も
 ずっーと一緒だからね!」
「ミストとレムと3人で幸せに暮らすんだ!
 だからル=コボルをやっつけよっ!」
ミスト「ああ…。さあ、行こう、シェルディア。
 みんなの想いと共に!」

ル=コボル「な、何だ、この力は…!?
 馬鹿な、我々はクルス人の悪意の塊だぞ…!?」
「その我々を圧倒するとは…!」
ミスト「ル=コボル!
 破壊しか考えぬお前にはわかるまい!」
「守ろうという気持ちが!
 未来への希望にあふれる想いが!」
ル=コボル「ええい、やめろ!
 近寄るな! 近寄るなああっ!!

ミスト「ル=コボル! お前の最期だ!」

ソルヴリアス・レックスvsアルケウスの戦闘 リグレット・バスターで撃破

ル=コボル「ば…馬鹿な…私は全宇宙の破壊を…
 人間の悪意は無限大…その悪意が敗れる…など…あり…得…


ル=コボル撃破


クルス人とかいう新単語を突然出されても(以下略)

ミストさんは言葉自体は非常に綺麗。
だがここに来るまでにプレイヤーの精神はミストさんにズタズタにされており、今までの言動行動から白々しく聞こえてしまう。
日頃の行いというものが、とても大事だと痛感させられる。

「さっき、死を覚悟したって言ったけど、あれは嘘だからね」というのは言い回しが悪すぎる。
伝えたい事は分かるけど、この後で分かる総士の覚悟と比べると言葉が軽すぎる。







▼勝利の代償

ミスト「か、勝った…!
 勝ったぞーーーっ!」
シェルディア「やったあ!」
ミリアリア「地球及び、もう一つの地球から連絡!
 天変地異はおさまったとの事です!」
ダコスタ「プラネット・クライシスによる
 超大型ゲートも消滅していきます!」
甲児「やったな! ミスト!」
カガリ「見事だったぞ!」
ゴオ「あれが俺達全員の想いの力か!」
杏奈「胸がスカッとしたわ!」
キラ「僕たちの想いをぶつけてくれて、
 ありがとう…!」
ルージ「あれだけの精神パワーを受け止めて、
 エネルギーにしちゃうなんて…」
「ソルヴリアス・レックスってすごいんですね!」
レ・ミィ「ちょっと、今さら何言ってんのよ!
 ずっと一緒に戦ってたじゃない!」
ルージ「そ、そんなに怒鳴らなくたって…」
一騎「パワーを受け止めたって言えば、
 総士もすごかったよな」
真矢「うん。 皆城君がいなかったら勝てなかったよね!」
カガリ「ああ、その通りだ。
 見事な活躍だったぞ、総士!」
総士「…………」

総士の顔グラが結晶化状態に変わっている。

一騎「どうした、総士!
 返事をしろよ! 総士!」
総士「…………」
ムウ「様子がおかしいぞ! マリュー!
 すぐにジークフリード・システムを調べるんだ!」
マリュー「ええ! 救護班は
 直ちにジークフリード・システムへ!」
サコン「総士君…すまなかった…。
 ありがとう…

一騎「総士! 総士!
 総士ーーーーッ!」









■結論
総士が主人公。







■本音
ル=コボルは前回まではラスボスとしての風格があったんですが一気に小物になりました。
所詮は人間の心から生まれた存在、ということなんでしょうか。
・「猫とじゃれる」とか言い出す。
・余裕かましてたらピンチになってうろたえる。
・ピンチになったらレムを盾にする。
・マイナスエネルギーのおかげで助かる。
・アルケウスに乗ったらまた強気になる。
・「クリシュア・ハートはすごい」とか言い出す。
・「馬鹿な、我々はクルス人の悪意の塊だぞ」←クルス人て何?
・「ええい、やめろ!  近寄るな! 近寄るなああっ!!

そして「クリシュナ・ハート」「クルス人」という突然出てくるキーワード。
もう話がグチャグチャです。

ミストさんの行動言動自体は決して悪くありません。
ここまでの積み重ねで、ル=コボルのとどめの言葉が白々しく聞こえてしまいます。

そして総士が…これは次回にします。


次回はエンディング「ミストさん13 そして宴会へ…編」です。


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■コメント
この記事へのコメント
1355 | 名無しさん | 2010/09/17(金) 09:58 |
ただでさえ萎える展開が続いて、最後の最後で伏線もなしに「クリシュナ・ハートはすごいぞワハハ」とか言われてもうんざりするしかありませんでしたねー…
正直スパロボやってていつもラスボス戦ではハラハラドキドキするもんですが、ここまで心に響いてこないラスボス戦もそうない。ワカメとか絶望総代でもラスボスの威厳はあったのにな…

1356 | 名無しさん | 2010/09/17(金) 10:04 |
原作でイヤな奴が有能だったりいい奴だったり、
一癖あるキャラの表面的な部分だけ誇張されたり、
ジョシュアとガラガはそんなキャラじゃねえよちゃんと原作みろよって感じです

カイジが出た時なんか笑いを通り越してあきれましたよ
ファフナーフラグ回収してなかったから唐突すぎて
キャプテンの大活躍に期待したのに・・・

次回で最終回ですか おつかれさまです

1357 | 名無しさん | 2010/09/17(金) 10:14 |
総士、サコン先生、ダイヤ君がいれば話はまとまったんじゃないかな

1358 | (ッス | 2010/09/17(金) 10:21 |
第一話の甲児の台詞の時点で「なにかが、おかしい」って思ってたんですがこんなことになろうなんて・・・

「ラストのトドメはオリ主人公」ってこだわりが俺の中であったんですが
今回ばかりはミストさんじゃなく撃墜数900越えの童帝さんにしましたよ

1359 | ドーガ | 2010/09/17(金) 11:10 |
ルミナスアークの時も思ったけど、外道を描こうとするといい意味で人間臭くなり、善人を描こうとして悪い意味で人間臭くなりますねこのライター

>二度言わねばわからぬか?
何度言われてもわかりません。ルコボル様も説明不足の犠牲者ですね

とりあえずメカデザとキャラデザに詫びやがれと

1360 | 名無しさん | 2010/09/17(金) 13:42 |
ジョシュアの冷遇は異常。というより、上記の場面はそこまでみんなして怒ること?とプレイ時は感じていたり。個人的に今作のジョシュアやガラガとかの扱いは、どうしようもない馬鹿を仕立てておいて、ミストさんの馬鹿っぷりを揉み消そうとする意図にしか見えません。

ル=コボルの設定自体はペルフェクティオやケイサルにも匹敵
する筈なのに、書き手次第でこんなに…

ミストさんの「地球を守りたい!」発言も過程さえしっかり踏んでいれば熱い台詞になったんでしょうけど、陰口、うっかり、お馬鹿発言の連発の末に言われても「あーうん、良かったね」しか見られません。

まー結論は、KMNの罪はこれ以上ないほどに重いって事でしょうねぇ。

次回で最終回ですか。お疲れ様です。

1363 | 名無しさん | 2010/09/18(土) 04:04 |
ジョシュアは乙姫やセレーネみたいな版権キャラ相手なら、いいキャラとしての一面を見せることもあるんですよね。
でも以前の「肝心のクリスタルハートも効きませんでしたし」とかもそうですけど、何故かオリキャラ相手になると
誰の得にもならないKYツッコミを入れて他の版権キャラにフルボッコされてばかりという状態に。

1371 | 名無しさん | 2010/09/19(日) 11:32 |
クルス人自体は前に出てますよ。
こちらの記事で言う「ミストさん8」で「過去にプラネットクライシスで滅ぼした~」とあります。

1375 | 名無しさん | 2010/09/19(日) 21:23 |
> 「~鳴きわめきながら~」
> ※泣きわめくの誤植?

前文の「子犬が足下で~」にかけてあるのでしょう
いくらシナリオが気に入らないとは言え、重箱の隅を突付き過ぎなような気がします

1376 | 名無しさん | 2010/09/19(日) 22:11 |
↑これまでの記事を見れば分かるけど、これまで誤字は批判対象というより原文ママ的な注釈の意味でしか言及してないと思うんだけど。そもそも誤字だとKMNのミスじゃない可能性あるし。
それにこれまでの誤植には「?」なんて付けずに誤植って断言してるし、本当に隅を突付きたいだけなら断言するんじゃないか?
単に引っ掛けてる可能性に気づかなかったデニオさんの手落ちでしょうよ。悪く考えてもさ。

1377 | そーや | 2010/09/19(日) 22:56 |
本気でデニオさんがKのシナリオ嫌いだったら「ミストさん」の記事、ここまで続かなかったんじゃね?

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