
プレイステーション 1999年1月28日
■参戦作品
「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」
「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」
「機動武闘伝Gガンダム」「新機動戦記ガンダムW」「怪傑ズバット」
「人造人間キカイダー」「キカイダー01」「超人機メタルダー」
「宇宙刑事ギャバン」「宇宙刑事シャリバン」「宇宙刑事ギャバン」
一番新しい特撮作品が「超人機メタルダー」は1987年放送という
それまでのコンパチヒーロー作品より高い年齢層向けになったRPG。
1990年にスタートしたコンパチヒーローシリーズも約9年が経過しており、かつての勢いを失っていた頃です。
場違い感のある「Gガンダム」「ガンダムW」は94,95年放送で、低年齢層向けに入れたようですが
シナリオ的に考えてガンダムWは居なくても影響なかったような気がしないでもありません。
難易度はかなり低め。
システムとシナリオがあまり良いとはいえない部分があります。
▼システム
・ウルトラマン系は変身前の状態で戦闘が始まるので、戦闘中に1ターン使って変身しなければならない。
(例:ハヤタがビートル、ダンがウルトラホークで戦闘がスタート)
・しかもウルトラマン系は装備が貧弱なので使いにくい。
・必殺技を使うたびにCGムービーが流れるので、戦闘のテンポが悪い。
・戦闘とイベントでCGムービーや原作映像が流れるが、自由に閲覧する機能が無い。
・集めるとCGを見れるカードがあるが、物陰に隠されているので見つけるのが面倒。
・カードは取り逃がすと二度と手に入らないものが大半。
・同じグラフィックを使いまわしているマップが多いので分かりにくい。
・ステータス画面が全体的に使いにくく、装備品の性能なども分かりにくい。
・戦闘中に消費アイテムの効果確認ができず、種類もやたらと多いので覚えにくい。
・マップ切り替えやステータス画面でフリーズが起こりやすい。私は29時間ほどプレイして5,6回はフリーズした。
▼シナリオ
・ウルトラマンは神のような神秘的な存在として扱われる。 それがオリジナル敵と大きく関わる。
・宇宙刑事の所属する組織“銀河連邦警察”が、地球に宇宙の犯罪者を集めて封印して
“宇宙の牢獄”にしようとしている。マジ鬼畜。
・SRXを持ち上げる展開が多い。 主人公のイングラムですらSRXの踏み台にされているところがある。
シナリオはキカイダーとメタルダーの絡み、ハヤタとダン、宇宙刑事3人揃い踏みなどで良いところが多く、
主人公のイングラムも版権キャラと助け合って頑張っているのもなかなか熱いんですが、
SRXが妙に出しゃばって台無しになったところがあるのが残念です。
■スーパーヒーロー作戦 プレイ動画1/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17152266
■スーパーヒーロー作戦 プレイ動画2/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17152346
■スーパーヒーロー作戦 プレイ動画3/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17152417
■スーパーヒーロー作戦 プレイ動画4/4
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17152473
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見ていて「ああ、スパロボαの宣伝がしたかったんだなぁ」とちょっと思いました(最終決戦の最後のイベントバトルとか)。
初代αもそうですが、当時のシナリオは作品間のクロスオーバーを濃厚にしたいがゆえにその接着剤であるオリジナルの出番が多すぎる感じがしますね。
ただ宇宙警察や一部キャラの性格変更については、所詮クロスパラダイムシステムで歪められた世界の存在なので原作と違うのは当然だろうと個人的にはあっさり許容できてしまいました。このゲームの世界もいわゆる実験室のフラスコですしね。
このゲームのファンとしては、そろそろこのゲーム準拠の性格のイングラムか彼の意思を継いだ平行世界の番人さんがOGに出てくることを祈るばかりです。
イングラム&ヴィレッタは大好きだしシナリオのあちこちに好きな部分はありますが、再度プレイしたいかと言われると…。
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